本日、大阪・梅田芸術劇場メインホールで開幕したミュージカル『スカーレット・ピンパーネル」。

開幕前日の11/12(Sun)、マスコミ向けのプレスコールと、パーシー役の石丸幹二さん、マルグリット役の安蘭けいさん、ショーブラン役の石井一孝さん、ロベス・ピエールとプリンス・オブ・ウェールズの2役を演じる上原理生さん、デュハースト役の泉見洋平さん、アルマン役の松下洸平さんによる囲み取材が開催されました。

プレスコールでは、安蘭けいさん、石井一孝さんで「あの日の君はどこへ」

 

石丸幹二さん率いるピンパーネル団で「朝の角笛」から「炎のなかへ」

 

石丸幹二さん、安蘭けいさんで「悲惨な世界のためにリプライズ」から「あなたはそこに」が披露されました。

 

プレスコール終了後に行われた囲み取材。プレスコールを終えた感想や前回の公演との違い、フランク・ワイルドホーンさんの楽曲についての質問に皆さん答えてくれました。

 

ー実際に衣裳をつけてプレスコールを終えた感想をお願いします。

・石丸幹二さん

衣裳やカツラをつけるとその役の気持ちにグッと近づきますね。本セットの中での動きはまるでお客さまを前にして演じているそんな気持ちになりました。

・安蘭けいさん

初日の緊張を先に経験した感じでした。劇場の空間を感じられるので稽古場とはまた違った新鮮な気持ちで舞台に立てたなって思いました。

・石井一孝さん

全身真っ黒の出で立ちに手袋も黒。何もかも黒になるとものすごくやる気になって来ます。(安蘭けいさん演じる)マルグリットはもはや僕の手に抱かれるのでないか。そんな思いでいます。

との石井一孝さんのコメントに安蘭けいさんから「無理、無理(笑)」とすかさずコメントが。

 

1年ぶりの再演で、役として進化したこと、見どころを教えてください。

・石丸幹二さん

1年経つこんなに熟するんだなと稽古場で実感しました。私たち3人は、前回のことをなぞらずに、新たな気持ちで向き合おうとしました。そうしたら、どんどん変わっていって、カズ(石井一孝さん)は、完全にマルグリットをゲットする気になっていてね‼︎

・安蘭けいさん

芝居の面で深く稽古ができたと思っています。私の場合は、改めてショーブランとの関係を考えようと思いました。そうすることでこのパーシー、マルグリット、ショーブランの3人の関係が鮮やかに出ればいいなと思っています。どう出ているか皆さんにご覧いただけたらと思っています。

新しいキャストの皆さんと一緒に作っていくことで、前回とは全く違ったものが出来あがってきています。特にピンパーネル団は前回とはまた違った個性で面白くなっていると思います。

・石井一孝さん

安蘭けいさんも言っていたようにショーブランとの関係をより濃密に描こうと演出家の石丸さちこさんらと新しく見つめ直しました。大きくそこが違うと思います。自分で演じている以上に、歌い方、演じ方が変わりましたねと周りの人が言ってくれるので、そう映っているんだなと思いました。どこがどう違うとか、お客さまが一番楽しめる変化だと思います。

うちの上司(上原理生さん演じるロベスピエール)がまたものすごく怖くなっているんですよね(笑)。

 

ーロベス・ピエールとプリンス・オブ・ウェールズの2役を演じる上原理生さん。2役を演じる今の気持ちを教えてください。

ロベス・ピエールは、とても追い詰められていて、ショーブランにピンパーネル団をどうにかするよう命じるんですが失敗し、ずっとイライラと怒っているんです。それとは対象的に、プリンス・オブ・ウェールズは、お気楽でファッション大好きで、ピンパーネル団と絡みながらとても楽しく演じているので、お互いにお互いの役を客観的に見れるなとすごく新鮮な気持ちで演じています。

 

ーワイルドホーンさんの楽曲について歌う側の難しさ、歌い深めていく上での魅力について教えてください。

・石丸幹二さん

フランク・ワイルドホーンさんの曲は、『ジキル&ハイド』から接していますが、歌い手にとって歌えば歌うほどどんどんハードルが上がっていく曲だと思います、歌っていると次のハードルが見つかり、そのハードルをどう越えていこうかとチャレンジしています。ゲームのように楽しくて次々に挑戦したくなる印象です。

・安蘭けいさん

改めて聴くと本当に名曲揃いで、全てシングルカットで発売したいくらいです。本当にいい曲だなと思っています。幹二さんもおっしゃっていましたが、歌ってみてまた次に課題が出てきて、歌えば歌うほど難しくなっていきます。でも、歌えば自然と感情も流れていきます。今回はマルグリット役なので男性キャストの歌は歌っていませんが、いつも夢の中で「炎のなかへ」が流れて歌っています。ワクワクする曲がたくさんあるので、お客さまにも楽しんでいただけると改めて感じています。

・石井一孝さん

本当にね、名曲なんですよ。僕は、三度の飯より音楽が好きで、家に帰ってからもずっと音楽を聴いています。音楽好きの耳にも淀みないメロディーとシーン、シーンに合った曲がこんなに綺麗に並んでいる『スカーレット・ピンパーネル』は奇跡だと思います。コードがとても綺麗で、ゾクゾクします。難しいですが、幸せいっぱいです。

・松下洸平さん

歌い方など試行錯誤していて、安蘭けいさんと一緒に歌うときに、音楽スーパーバイザーのジェイソンさんから「これはポップスだから自由に歌っていいんだよ」ってアドバイスをいただいて、背中を押していただきました。この作品の曲は、すんなり心に入ってきて、頭に残って、何度も何度も聴きたくなる曲がたくさんあるので、フランクさんは本当にすごい‼︎って思っています。

・泉見洋平さん

日本語のセリフが歌詞になって、直球で届いてくるロマンチックな曲や、僕らピンパーネル団が担当させてもらう勇ましい曲だったり、ショーブランの怪しい感じなどタイプが全く違うのにこんなにも言葉が突き刺さる音楽は素晴らしいなって改めて思いました。

・上原理生さん

ワイルドホーンさんの楽曲は聴いていましたが、作品に出演するのは初めてで、本当に名曲ばかりで、僕は30分に1回くらいの出番なんで、出番を待っている間でも素晴らしい曲が流れているので本当に幸せです。心がいつも穏やかになりますね。堪能して幸せです。今回、ロベス・ピエールとして前回の公演で誕生した新しい曲を歌わせていただけるという嬉しい機会をいただきましので、大事に歌っていきたいです。

 

恐怖政治の嵐が吹き荒れるパリの街、権力に挑む情熱と勇気。

「知恵で奴らを出し抜くのだ!」と立ちあがるパーシー・ブレイクニー率いるピンパーネル団。

スリリングでコミカルな愛と情熱と勇気が溢れる痛快冒険活劇、ぜひ劇場でご覧ください。

 

【公演概要】

■タイトル ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』
■日程・会場
大阪公演:2017年11月13日(月)~11月15日(水) 梅田芸術劇場メインホール
東京公演:2017年11月20日(月)~12月5日(火) TBS赤坂ACTシアター
■原作 バロネス・オルツィ
■脚本・作詞 ナン・ナイトン
■作曲 フランク・ワイルドホーン
■出演 石丸幹二/安蘭けい/石井一孝/上原理生 泉見洋平 松下洸平
久保貫太郎 久保田秀敏 多和田秀弥 東啓介 藤田玲 則松亜海 他
■公式サイト http://www.umegei.com/the-scarlet-pimpernel/
■公式twitter @pinpernel_2017

photo&text:Akiko Yamashita

(2017,11,13)

#NorieM #スカーレットピンパーネル