深澤大河さん、滝川広大さん、AKB48の大西桃香さんらが出演する舞台劇『からくりサーカス』が、110日(木)東京・新宿FACEにて初日を迎えました。初日直前には同劇場にて会見と公開ゲネプロが行われました。

左から小坂涼太郎さん、三浦海里さん、深澤大河さん、滝川広大さん、大西桃香さん、飯田里穂さん

本作は『うしおととら』でも知られる藤田和日郎さんの同名漫画を原作に脚本を川尻恵太さん(SUGARBOY)、演出を村井雄さん(KPR/開幕ペナントレース)が務めたもの。会見には才賀勝役の深澤大河さん、加藤鳴海役の滝川広大さん、しろがね/フランシーヌ役の大西桃香(AKB48)さんと飯田里穂さん、白銀(バイイン)役の三浦海里さん、白金(バイジン)役の小坂涼太郎さんが登壇して今の心境を語りました。

まず初めに深澤さんからご挨拶。「多くの方に愛されている作品であり、ちょうどTVアニメも昨年からスタートしたところ。舞台劇だからこそ表現できる『からくりサーカス』を皆さんに楽しんでいただけたら。僕らは骨身を削る思いで(この舞台を)作ったので、どうぞお楽しみください」と語りました。

深澤大河さん

深澤さんは自分が着ている衣裳を見ながら「半袖短パンで小5です!!24歳が小5を演じます(笑)。衣裳の力を借りられるのでありがたいですね」と照れたように笑い、役柄として絡みの多い滝川さんについて「一緒にいるとすごく落ち着くし、天然で小ボケがちょいちょい出てくる人。こういう人がパートナーだといいなと思いました」と長身の滝川さんを見上げながら笑顔を見せていました。

そんな滝川さんは「今日がやっと来たなあという気持ちでいっぱいです。村井さんを筆頭に皆で意見を出し合い、アドバイスをしながら稽古してきました。12か月前はプレッシャーをも自分の中で力に変えていこうと思っていたんですが、本当に素敵な世界を作り上げる事が出来たと思います。楽しみにしている皆さまを裏切らず、笑顔で帰っていただけたら本当に嬉しいです」と言葉に力を込めていました。

滝川広大さん

一方、大西さんは「今まで舞台経験があまりなく、スキルも足りなくて自分自身悩む事もたくさんありましたが、キャスト・スタッフの皆さんからたくさんのアドバイスをいただいて自分なりに頑張ってきました」とコメント。また大西さんとWキャストで演じる飯田さんは、アニメ『ラブライブ!』の星空凛役で人気の声優。「初挑戦の役柄でいろいろ考えながら稽古をしてきました。ステージングも360°で初めての事ばかりで戸惑ったのですが、初日となりましたのでここからはしろがね/フランシーヌとして精一杯生きていこうと思います」と気合いを入れていました。

大西桃香さん

飯田里穂さん

なお二人が演じるしろがねとフランシーヌの2役は合計12回も衣裳替えがあるそうで、「舞台裏ではバタバタしています」と大西さん。飯田さんはこの日着ていた衣裳を見ながら「私はこの衣裳をZOZOスーツって呼んでいます(笑)。着ると全身が引き締まる感じです」と表現し笑顔を見せます。二人はこの稽古を通じて「出会えた事に感謝」というくらい仲良くなったそうで、「お泊りもしましたね。クリスマスパーティーもしたし」と振り返ります。すると話を聞いていた深澤さんは「二人は稽古場でずっとこうなってたもんねー」と、隣の滝川さんの肩に自分の頭をもたれかける仕草を見せ、笑いを誘っていました。

三浦さんは「稽古が始まって約1ヶ月が経ちましたが、(演出の)村井さんが一回も白銀(バイイン)と小坂さん演じる白金(バイジン)を正確に言ってくれた事がなく、『金』と『銀』という呼び名でずっとやってきたんですけど(笑)、それにも屈せず一生懸命稽古して作りあげてきました。今日が初日ですが、最初から100パーセント、いや120パーセントの熱量を出して、まるでサーカスの会場に来たかと思わせられるようにしていきたいです」と期待を煽っていました。

三浦海里さん

小坂さんは「めっちゃ客席が僕らと近いんですよ。今までで一番くらいに緊張しています。でも約1ヶ月みんなで話し合って稽古を進めてきたので、いい緊張なのかなと思っています。この緊張をプラスに変え、勢いよく楽しんでいきたいです」と意気込みを見せます。稽古中は三浦さんと一緒にいる時間が多くご飯も一緒だったそうですが、「実は家が近いんですよ。近いからこそ、あえて一緒に帰る事はなかったですね。会おうと思えばいつでも会えるから」と逆に絆の強さを感じさせていました。

小坂涼太郎さん

ここでゲネプロの模様を紹介します。なおゲネプロでは大西さんがしろがね/フランシーヌを演じます。

莫大な遺産を相続し、自身の親族に狙われる少年・才賀 勝。偶然の出会いから勝を助けることになる拳法家の青年・加藤 鳴海。そして勝の祖父からの命により、勝を守る人形遣いの女性・しろがね。三人が出会う事で運命の歯車が動き出し、数百年に渡る壮大な物語が始まります。

会見でも話題に上っていた360°の円形ステージ上だけではなく、ステージ前のスペースやそこから放射線状に伸びる客席通路、さらには一段上がった席の前通路も使って、キャストたちが至るところから次々と登場するので目がいくつあっても足りないくらい!!

またステージ的にどこが正面かと言えないくらいキャストたちは全方位に向けて芝居を見せ、アクションシーンになると、誰かに倒された人物がごく自然にステージから転げ落ちたり、観客の足元近くで息も絶え絶えになっているなど、リアリティ溢れる芝居を繰り広げていました。

「現代」と「数百年前」を行き来しながら猛烈なスピードで話が進み、終盤に向けて徐々に二つの世界を繋ぐ謎とそこに生きる人々が絡み合っていきます。観ていて息をするのも忘れてしまいそうです。

オートマータ(自動人形)とオートマータを憎悪するしろがね、そして人間が繰り広げる因縁の物語。台詞の中には「ゾナハ病」「アクア・ウイタエ(生命の水)」など、原作ファンにとっては親しみ深く、初めてこの世界に触れる人にとっては耳慣れないキーワードが多数登場します。

もしスムーズにこの世界に没入したい方はパンフレットの31ページ「用語集」に目を通しておくことをお勧めします!!

舞台劇『からくりサーカス』は110日(木)から20日(日)まで、東京・新宿FACEにて上演されます。

(c)藤田和日郎・小学館/舞台劇「からくりサーカス」製作委員会

 

【公演概要】

■タイトル 舞台劇『からくりサーカス』

■日程・会場 2019年110日(木)〜1月20日(日) 新宿FACE

■出演

才賀勝役/深澤大河 加藤鳴海役/滝川広大
しろがね・フランシーヌ役/大西桃香〈AKB48〉・ 飯田里穂(W キャスト)
白銀役/三浦海里 白金役/小坂涼太郎
阿紫花英良役/健人 ジョージ・ラローシュ役/横井翔二郎 ギイ・クリストフ・レッシュ役/越智友己 ルシール・ベルヌイユ役/田中良子
あるるかん役/三枝奈都紀 ファティマ役/遠藤沙季 フェイスレス役/村田洋二郎
パンタローネ役/唐橋充 アルレッキーノ役/松本寛也 コロンビーヌ役/大湖せしる ドットーレ役/和泉宗兵 ほか

■公式ホームページ http://officeendless.com/sp/karakuri/

(2019,01,10)

photo&text:Saki Komura

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