浜中文一さん主演、ジャニーズJr.の末澤誠也さんらが出演する舞台『スケリグ』が1月11日(金)、東京・DDD青山クロスシアターにて開幕しました。

イギリスの作家デイヴィッド・アーモンドさんの原作をもとに、ウォーリー木下さんが演出を務めた本作、初日直前に公開ゲネプロと囲み会見が行われ、浜中さん、末澤さんとウォーリーさんのほか、渡辺菜花さん、金子昇さん、瀬戸カトリーヌさんが出席し、初日に向けた今の心境を語りました。

左からウォーリー木下さん、金子昇さん、渡辺菜花さん、浜中文一さん、末澤誠也さん、瀬戸カトリーヌさん

 

<あらすじ>
冬の終わり、古い家に引っ越してきたマイケル(末澤さん)は、荒れ果てた庭の崩れかけたガレージで「彼」(浜中さん)を見つけた。ホコリと虫の死骸まみれの服、捻じ曲がった身体、スケリグと名乗った彼の背中には、奇妙なものが生えていた。
マイケルにはまだ赤ちゃんの妹がいる。でも重い病気で、両親(金子昇さん、瀬戸カトリーヌさん)は妹にかかりきり。

マイケルは、隣家のちょっと変わった少女・ミナ(渡辺菜花さん)と一緒に、スケリグを助けようと秘密の活躍を始める。月明かりの中の冒険、フクロウの住む廃墟、小さな妹への想い……そして、スケリグ。彼は一体何者なのか?

 

スケリグ役の浜中さんは、白髪交じりのボサボサ頭に真っ白な顔、薄汚れた服装という近寄りがたい浮浪者姿。最初は誰が演じているのか分からないくらいのビジュアルで、末澤さん演じるマイケルに威嚇するように口を開きます。生きる事に捨て鉢なスケリグがマイケルの心に触れる事で徐々に変わっていく様は、観ていて熱い想いに包まれるよう。改めて浜中さんの演技力の高さを感じさせていました。
一方の末澤さんは実年齢を忘れるくらい少年役が似合っていて、妹にかかりきりの両親を気遣う優しさを見せつつも、どこか寂しげでほおっておけない少年を懸命に演じていました。もう一人、マイケルが出会う少女ミナの存在にも注目です。学校には通っていないミナは発想が自由で積極的。一緒にスケリグを助けようとマイケルと力を合わせる良き相方・ミナをストレートプレイ初挑戦の渡辺さんが優しさと生きる力に溢れた少女を好演していました。

ステージ上の奥に作られた窓ガラスはガレージの窓という設定なのですが、その窓の向こうにマイケルが通う学校の教室があらわれたり、時にはマイケルと両親、そして赤ちゃんの妹が暮らす家が窓いっぱいに影絵で映し出されることも。物語の様々な場面を次々と生み出し視覚的にも楽しさが溢れるものとなっていました。


さらに、劇中の音楽にも注目です。舞台の上手には吉田能さんが座り、芝居に合わせてカホーンなどの楽器を使って生演奏を披露しているのですが、それだけでなく出演者もそれぞれの役を務めながら時にはチャイムやベル、笛を鳴らし物語に彩りを加えていたのが印象的でした。

ゲネプロ後の会見では、金子さんが「文ちゃん(浜中さん)はスケリグ役だけでなく3つ、4つと他の役もやっているんです」と話を振ると、「正確に言うと8役です」と浜中さんが返し取材陣を驚かせます。

この場で他の役がどれか、いくつか紹介されましたが、浜中さん的には「どんな役をやっているのか、ぜひ見つけていただきたい」という想いがあるようなので、ここではあえて伏せておきます。
8役を演じ分けてさぞ忙しいはずの浜中さん。ですが、芝居中に「文ちゃんは他の演者にこそっとアドリブで話しかけたり、いたずらをする余裕があるんです。腹立たしいくらいの余裕です!」と瀬戸さんに指摘され、浜中さんは「(お客さんに)聴こえないようにやる事もあれば聴こえるようにやる事もあるんです」と悪びれずに話して笑いを誘っていました。

「僕はマイケル役オンリーです」と言う末澤さんは「これだけの台詞を覚えるのも初めての経験で、しっかりとした役をいただくのも初めて。大変でした」と思わず本音が飛び出します。すると瀬戸さんは「息子の成長が日に日に素晴らしく感動しています」とマイケルの母としてコメント。その言葉に恥ずかしそうに照れる末澤さんでした。

今日のゲネプロの出来について聴かれたウォーリーさんは「いいゲネプロでしたね」と語ります。そこに「100点満点で何点ですか?」とさらに質問が飛ぶとウォーリーさんが答える前に食い気味で浜中さんが「100点でしょ?」とカットイン。これにはウォーリーさんも「もちろん100点です」と返しつつ「この芝居はチームワークが大事。生演奏もあるし、セリフを合わせて言ったり、また2時間動き続けて声を出したりもするのでチームワークが大事なんです」と確認するように話していました。

ジャニーズJr.という肩書が取れてさらに俳優業に力の入る浜中さん。今後の目標について聴かれると「昨年に続き、とにかく休まないこと」もっともっと仕事をしたいと宣言。同じ質問に末澤さんは「新しいことにどんどんチャレンジしていきたいです」と意気込みを見せていました。

最後に締めの挨拶を求められた浜中さん。「公演は約1ヶ月ぐらいありますが~」その言葉に今度はウォーリーさんが「いや、2ヶ月ぐらいあるよ!!」と地方公演の事に触れつつカットイン。浜中さんは思わず「ええええ~それは、ちょっとマズイなあ~」と脱力気味にぽつり。その反応にウォーリーさんは「さっき、休まないって言ったばっかやん!!」と笑いながら突っ込み皆で大笑い。改めて浜中さんは「2ヶ月、皆で頑張りたいと思います」と気合いを入れて話を締めていました。

舞台『スケリグ』は1月11日(金)から2月11日(月)まで東京・DDD青山クロスシアターにて上演され、その後、大阪、愛知、金沢、兵庫を巡演します。

 

【公演概要】

■タイトル 舞台『スケリグ』

■日程・会場

東京公演:2019年1月11日(金)~2月11日(月・祝) DDD青山クロスシアター

大阪公演:2019年2月14日(木) 14:00/18:30 開演 松下IMP ホール

愛知公演:2019年2月16日(土) 14:00 開演 一宮市尾西市民会館

金沢公演:2019年2月19日(火) 14:00/18:30 開演 北國新聞 赤羽ホール

兵庫公演:2019年2月23日(土)、2月24日(日) 芦屋ルナ・ホール 大ホール

■出演

浜中文一  末澤誠也(関西ジャニーズJr.)  渡辺菜花
奥村佳恵  工藤広夢 ・ 金子昇  瀬戸カトリーヌ

■公式ホームページ https://www.stagegate.jp/stagegate/performance/2019/skellig/

(2019,01,12)

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