Da-iCEの花村想太さんが出演するミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』の囲み取材と公開ゲネプロが3月29日に会場の東京・日比谷シアタークリエで行われました。本作は、チャールズ・M・シュルツのコミック「ピーナッツ」を元に生まれたミュージカル。

1967年にオフ・ブロードウェイで初上演され、1999年にブロードウェイに進出。日本では2017年に日比谷シアタークリエにて初演。

再演となる今回の舞台で花村さんはチャーリー・ブラウン役を演じます。また、同会見には花村さんのほか、ライナス役の岡宮来夢さん、ルーシー役の宮澤佐江さん、サリー役の林愛夏さん、シュローダー役の植原卓也さん、スヌーピー役の中川晃教さんが参加しました。

 

報道陣に意気込みを聞かれると、花村さんは、昨年自身が出演した『RENT』が新型コロナウイルス感染拡大の影響により上演中止となってしまったことに触れ「前作では完走することができなかったので、まずは完走すること。そのうえで、1公演でも多くハッピーを届けられるように、幕が開くことは当たり前のことじゃないんだと胸に刻みながら、1公演1公演積み重ねていきたいと思います」と言葉に力を込めていました。

岡宮さんは肩にかけた毛布をライナスのようにもじもじと触りながら「ライナスがこの毛布をどれだけ愛していのるかをいかに伝えられるかが勝負」と笑顔で語ると、花村さんが「顔の可愛さじゃないの？」と茶々を入れ、岡宮さんの表情は照れ笑いに変わりました。

中川さんは「稽古が始まって1カ月以上、毎回完璧を追求していますが、毎日新しい何かを発見できる深い題材です。この素敵な作品に全身全霊で向かっている6人の姿、そしてかわいらしさが皆さんに伝わればいいな」と思いを綴りました。

 

質疑応答では作品の内容に絡ませ、皆さんが日常で感じる幸せは？という問いが飛びます。すると花村さんは「僕、納豆が大好きなんです。納豆を食べているときですね」と答え他メンバーが驚きます。

中川さんは「たくさん混ぜるの？」「塩とかもあえるの？」と興味津々。次々と質問責めにする中川さんと一つずつ答える花村さんのやり取りが面白くなりすぎて、最後には花村さんが「皆さんメモしてます？ 手動いてないですよ!!」と報道陣に絡んで笑っていました。

 

最後に「素敵な時間が皆さんをお待ちしていると胸を張って言えます。なので、皆さんの数時間を僕らにお貸しいただければ、最高の時間としてお返しします」とファンへメッセージを送った花村さんでした。

 

ゲネプロでは、子どもたちがその時々のストレートな想いや、悪気のない悪口、はたまた突然哲学的と思わせる一言だったりと、大人にとってもふと考えさせられる発言が飛び出していました。また6人それぞれの声質をふんだんに活かした歌声が何度も響き渡り、見ているだけでいつしか笑顔に。なかでもスヌーピーが歌う名曲「サパータイム」を中川さんが歌い上げると会場から大きな拍手が沸き起こっていました。

ミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』は、以下の日程・会場にて上演されます。

 

【公演概要】

■タイトル　ミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』

■日程・会場
東京公演：2021年3月30日(火)～4月11日(日)　シアタークリエ
大阪公演：2021年4月15日(木)～4月18日(日)　サンケイホールブリーゼ
愛知公演：2021年4月20日(火)　日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
長野公演：2021年4月23日(金)　長野市芸術館 メインホール

■出演
花村想太
岡宮来夢
宮澤佐江
林 愛夏
植原卓也
中川晃教
声の出演：大和悠河　ほか

■公式ホームページ

https://www.tohostage.com/charlie/index.html

(2021,03,30)

photo:オフィシャル提供／text:Saki Komura

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