2月公開の映画『アイアンガール FINAL WARS』では、明日花キララさん演じる早乙女クリスの最大のライバルであるダイアナの元恋人でその別れを引きずる葛城ジョーを、そして『美しすぎる議員』では川村ゆきえさん演じる美しすぎる議員・田中愛のドキュメンタリー番組のディレクターを務める村上一を演じます。全く異なる役でキラリと光る演技と存在感で観る人を魅了する青柳さんの役作り、作品への思いを語っていただきました。

 

ーそれぞれの作品で、役作りで苦労したところを教えてください。

役作りで苦労したとか苦しんだということはなかったのですが、正義の持ち方がふたつとも違う中で、どちらも僕の持っている顔が出せたと思っています。どちらも違う正義の要素が自分の中にあるかなと楽しみながら演じました。

ー2月公開の映画『アイアンガール FINAL WARS』で、青柳さん演じるジョーについて教えてください。

かっこいいんですよ!!学校で言えば生徒会長やリーダーのように人を先導できる力を持っています。男性も憧れる男だと思います。

 

ー青柳さんご自身との共通点がありますか?

自分でも演じる時に共通点を探したんですよ。ジョーってどこか優しさを間違えている男だなって思うところがあって、表面的にしすぎてしまい、言葉足らずなところが僕自身の要素にあるなって思うし、僕と似ているかなって思います。本音を冗談にしてしまいがちで、本気なのか本気でないのか見えずらい男という部分は、ジョーという役を演じるにあたり、僕自身がプライオリティとして乗せた要素だと思います。かっこいい役だったので、かっこよすぎないように、人間らしさの要素をプラスしました。

ーアクションシーンも多くありますが、事前に準備したことはありましたか?

主演の明日花さんに比べらたら僕の量は少ない方ですが、ガンアクションでしたので、見え方はすごく気を使いました。事前に準備したことは無くて、今までの経験と、アクションコーディネーターの方がいらしたので、銃を持つのを片手にした方が良いか両手の方が良いかそういうところです。銃を持つというリアリティと向き合うことは少し難しいと感じました。

ー3月公開の映画『美しすぎる議員』で、青柳さんが演じる村上一という役について教えてください。

すごく人間らしく、僕自身が多く関わっている人がモチーフになっているので、そのイメージをすごく使わせていただきました。学校の生活指導の先生って目が怖いじゃないですか。なんで目が怖いかっていうと、この人を信じようと思っているという奥に、それ本音か?とか奥を見ようとする目があります。監督さんやプロデューサー、共演者の方たちは、そういう見透かされそうな強い目を持っていらっしゃる方が多いので、そういう目を多く見てきたと思います。村上はそういう目を持っている人にしたいと思っていました。疑ってかかっているよね?という目と弱さのバランスが村上にはあるなと思ったので、村上が人と向き合う時は、強い目を持ち、自分と向き合う時には不安や自問自答している部分を素直に乗せました。

 

ー共演した川村ゆきえさんの印象は

本当にフランクな方で、母と誕生日が同じだったので、そんな話をしたり、飾らなくておおらかな心を持っている純粋な方でした。ディスカッションや彼女が苦しんでいる様をカメラマン役の聡太郎くんと一緒に撮影していきました。実際に聡太郎くんがカメラを回して、撮影した映像も劇中で使われています。僕ら自身もこの瞬間がいいんじゃないとかリハーサルをしながら、彼女のいろいろな表情を撮影できたかなと思っています。

ー3月公開の映画『美しすぎる議員』は、取手市で撮影したと聞きました、撮影中のエピソードがあれば教えてください。

取手で合宿をしながらの撮影で、田畑の風景に癒されて、街の呑み屋さんとかも風情があって、お米も美味しくていいところだなって思っていました。ごはんを食べるのがとても楽しみでした。

 

ー『アイアンガール FINAL WARS』、『美しすぎる議員』では全く違う役どころになります。それぞれの役の青柳さんの見どころを教えてください。

役の雰囲気は全く違いますが、どちらの作品も女性と向き合うので、向き合い方は違いますが、どちらも僕自身が持っている男としての恥ずかしさとかを出せたと思っています。青柳ってこういう距離感で女性と向き合うんだとか、正義の持ち方という部分をいろいろな形でセリフに乗せて出せたと思っています。

ー青柳さんにとっての正義、美しすぎるものを教えてください。

今は世の中に溢れている不快感、疑問を皆さん持っていると思います。僕にとっての正義は、そこに立ち向かえること。否定では無く、肯定することも含めて向き合える、許すことができることも正義だと最近思っています。踏み込む勇気も正義だと思いますが、踏み込みぱなしにするのでは無く、自分が投げかけたことに対して、自分で始末ができることが大事だと思います。投げつけて終わるのでは無く、しっかりと片付けてこそ正義だなって思います。向き合ったものに、決着をつけて行くことが正義だと思います。そういう意味では、僕はこの作品の中で、葛城も村上も正義に決着がついたのかということをお客さまに投げかけた部分だと思います。美しすぎるものは、山が好きで、山から見おろした風景は汚されていないもので、生活からかけ離れているのに、上から見た景色には、ぼんやりと生活が見えてくるんです。いろいろな良いことも嫌なこともひっくるめて見えてくるのが、僕にとって美しすぎる景色です。山の上でカップラーメンとか食べるんですが、お湯を入れて浮かぶ湯気は最高に美しい!!山は生きるという生命力に触れられる場所だと思います。

ー最後に皆さんにメッセージをお願いします。
楽しんでいただける映画を作れたと思っています。せっかくなので、映画館でご覧いただき、いろいろな意見を聞かせていただければ、そして楽しんでいただければと思っています。

 

 

映画『アイアンガール FINAL WARS』は、2月16日(土)から池袋シネマ・ロサにて上映スタート。映画『美しすぎる議員』は、3月16日(土)から下北沢トリウッドにて上映スタート。

 

Profile
1985年2月6日生まれ 佐賀県出身
映画、ドラマ、声優、舞台等にて活躍中の俳優。
2016年OAテレビドラマおよび2017年劇場版公開の【ウルトラマンオーブ】&WEB版Amazonオリジナルスピンオフ【ウルトラマンオーブTHE ORIGIN SAGA】で宿敵ジャグラスジャグラー役を好演。彼の武器が異例のおもちゃ化、ヒーローショーでありながら、ヒーローのいない敵役単独イベントが各地開催、単独映画舞台挨拶などの他、異例の企画が次々と行われる大人気となる。

主な出演作:映画/『怒り』『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』『Father~手を伸ばせば~』『HE-LOW』等、テレビドラマ/『緊急取調室2」NHK『ガタの国から』TBS『わにとかげぎす』など
声優/寄生獣 セイの格率』『HUNTER×HUNTER』
twitter @takaya_aoyagi
公式HP http://www.a-selection-pro.jp

photo:Hirofumi Miyata

Interview&text:Akiko Yamashita


【作品詳細】

・アイアンガール FINAL WARS

2019年2月16日(土)より池袋シネマ・ロサにて1週間限定ロードショー!!

■監督 藤原健一

■脚本 村川康敏

■アクション監督 柴原孝典

■ 出演 明日花キララ、赤井沙希 青柳尊哉 天木じゅん ほか
■配給・宣伝 渋谷プロダクション
■公式ホームページ http://irongirl-fw.com/

下記より予告編ご覧いただけます。

・美しすぎる議員

2019年3月16日(土)より下北沢トリウッドにて公開 !!

■企画・監督・脚本・編集 五藤利弘

■ 出演  川村ゆきえ 青柳尊哉 聡太郎 大桃美代子 内藤忠司 ほか
■配給・宣伝 渋谷プロダクション
■公式ホームページ http://utsukushisugirugiin.com

下記より予告編をご覧いただけます。

(2019,02,13)

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