山本耕史さん主演、個性豊かな実力派キャストがレキシの楽曲をベースに歌い踊る新作ミュージカルが3月10日(日)にTBS赤坂ACTシアターで幕をあけました。
開幕1週間前、稽古場で佐藤流司さんに本作への想いを語っていただきました。

 

ー開幕を1週間後に控えて、稽古場の雰囲気はどうですか?
昨日初めての通し稽古が終わって、稽古場の雰囲気はかなり仲いい感じです。ベテランの方がたくさんいらっしゃって、分厚い壁もなくて順調に本番に向かってるって感じですね。

 

ー初めての共演される方が多い現場の中ですっかり溶け込んでいる感じですね。
最初にあった壁はすっかりなくなって、この現場本当にすごいんですよ。八嶋智人さん、藤井隆さん、高田聖子さんと関西の方がすごく多くて、気さくに話しかけてくださる方がたくさんいらっしゃったので、非常に助かりました。

 

ー佐藤さんから見る座長の山本さんってどんな方ですか?
めちゃくちゃいい人。お兄ちゃん気質でいろいろと面倒を見てくれたり、教えてくださったり、俺が芝居で煮詰まっているときにLINEをくれたり、優しい方です。

 

ー佐藤さんご自身でも座長を務めることも多いと思いますが、山本さんの座長力ここがすごいというところは?
俺には絶対できないっていうのは、お芝居の凄さで周りにみせていくスタイル。耕史さんのすごいところは、芝居で有無を言わさず人を引っ張っていくところだと思います。

 

ー佐藤さんの今回の役柄について教えてください。
耕史さん演じる、織田こきんという引きこもりのニートと関係がある源ヨシツネ役です。むちゃくちゃキザにかっこいいところもあれば、すごく子供らしくてかわいらしい一面もあったり。

 

ー今まで佐藤さんが演じてこられた役とは少し異なった雰囲気ですね?
そうですね。どちらかというとツッコミが多くて、ボケるということがあまりなかったので、ボケるって大変なんだなって感じてます。

ー役作りの上で苦労していることはありますか?
今回、太刀と直刀と打刀の3種類の刀の使い分けが少し大変なのと、コメディーなのでパワーでもっていくところもあるので、いつもそうですが、今回もエネルギーの消費量高めのお芝居にしなければいけないなって思っています。

 

ー原作のキャラクターがあっての役を演じることも多いと思うのですが、今回の役は歴史上の人物の名前が付いてはいますが、想像上のイメージだと思います。役作りのためにいつもしていることはありますか?
源義経は、ミュージカル『刀剣乱舞』で人物をよく知っていたのですが、森蘭丸と蘇我入鹿は、詳しくなかったので、そのふたつのキャラクターについては、本を読んで勉強しました。蘇我入鹿は、いろいろな説があって、結構解釈が難しかったですね。

 

ー今回の作品で、一番伝えたいことは何ですか?
今回は普通にかっこいいなって思ってもらえたらいいですね。ドラマティックなところとストーリーの部分は、耕史さん、八嶋さん、聖子さんにお任せして、ひたすらこの作品ではお寿司に添えられたタンポポのように味付けという部分でいたいって思っています。魅力的だなって単純に思ってくれたら嬉しいです。

 

ー舞台にミュージカル、音楽活動、映像と幅広い活動をされている佐藤さんにとってそれぞれの活動の魅力は何でしょうか?
アーティストとしての活動は、台本が何もないからいろいろさらけ出せる場所だし、作詞もできるので、自分を表現できる場所だと思います。バンド活動では、100%自分のやりたいことを表現できるので楽しいですね。舞台の魅力は、今まで自分が出演させていただいた作品は特にそうなのですが、“舞台って面白い”と思える高尚な趣味だと思うんです。自分で演じていても激しく感情を解放することも多いので、気持ちの整理がついたり、日常のストレスが解放されたりして、表現の仕方は違いますが自分を表現できる場所だと思います。

 

ーどちらも直接お客さまと対するという部分では共通しますが、佐藤さんにとってお客さまと一緒に共有する時間はご自身にとってどんな時間になっていますか?
舞台ってオーディションだなって思っていて、一緒に楽しむというよりは、時間をかけて作ってきたものを楽しんでもらえてますか?と提示をするものだと思っているので、自信と不安の両方の気持ちがあります。ライブは、無茶苦茶やるからみんなも無茶苦茶楽しんでって思って立っているので、そこの違いはありますね。

ー今回の作品の中で佐藤さんにとっての新しい挑戦は?
演出の河原さんに今回はカッコつけろって言われたんですよ。今まで自分が芝居でしたことが無いくらいにカッコつけてくれって言われていて、もっともっとカッコつけてくれと言われるので、今回の初挑戦は、超カッコつけているってところです(笑)。

 

ー最後にメッセージをお願いします。
俺の作品をたくさん観てくれているファンの方にとっては、すごく新しい舞台になっていると思います。純粋に手放しで楽しめる舞台なので、何も考えずに観にきてください。そして、もしまだ観ようかどうか迷っている方、日常的なストレスが少しでもあったらこれを観れば、その日の夜はストレスを忘れられます!ちょっと笑いたいなっていう気持ちで来ていただけたら、感動と笑いを体感できて、いいことばっかりです。ぜひ観にきてください。


佐藤流司さんのファションのこだわりはここ!!
黒の服を着ることが多かったんですが、猫を飼い始めてからは、毛がつくのであまり着なくなりました。赤とかグレーとかが好きで、ブーツはいろいろこだわって選んでいます。お気に入りのブランドは秘密です(笑)。シンプルなデザインより、底に厚みのあるちょっと凝ったデザインが好きですね。

profile

2011年、「仮面ライダーフォーゼ」(EX)で俳優デビュー。
2013年のミュージカル「忍たま乱太郎」への出演を皮切りに、ミュージカル「テニスの王子様」2ndシーズン、ライブ・スペクタクル「NARUTO」シリーズ、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズなどの2.5次元ミュージカル作品で活躍。ミュージカル「刀剣乱舞」では加州清光役としてソロライブ公演「加州清光 単騎出陣2017」「加州清光 単騎出陣2018」に出演した。また「Ryuji」としてバンドプロジェクト・The Brow Beatを結成、全国ワンマンツアーも行う。近年の主な出演作に、【TVドラマ】「御茶ノ水ロック」(テレビ東京・18)、【舞台】「御茶ノ水ロック -THE LIVE STAGE-」、音楽劇「道 La Strada」(18)などがある。


【公演概要】
■タイトル 愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」
■日程・会場
東京公演:2019年3月10日(日)~3月24日(日) TBS 赤坂 ACT シアター

大阪公演:2019年3月30日(土)~3月31日(日) オリックス劇場
■原案・演出 たいらのまさピコ(河原雅彦)
■上演台本  たいらのまさピコ(河原雅彦)・大堀光威
■音楽 レキシ
■振付 梅棒
■出演
山本耕史/松岡茉優 佐藤流司 高田聖子 井上小百合(乃木坂 46)
前田悟 浦嶋りんこ 山本亨 藤井隆/八嶋智人
梅澤裕介 遠山晶司 楢木和也 野田裕貴/
巽徳子 YOU 碓井菜央 佐久間夕貴 五十嵐結也 永井直也/カイル・カード サラ・マクドナルド
■公式ホームページ www.rekitheater.jp

(2019,03,14)

photo:Hirofumi Miyata

interview&text:Akiko Yamashita

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