5月3日(金・祝)に歌舞伎座で幕を開けた團菊祭五月大歌舞伎。歌舞伎座での上演も残すところあとわずか。團菊祭五月大歌舞伎をご覧になっていない方にはぜひオススメしたい今回の公演。
この時期にぴったりの季節感溢れる舞台、衣裳、そして演目のラインナップは絶対に見逃せません。

取材したのは夜の部。最初の演目は、歌舞伎座百年、百二十年の記念などの慶事の折に上演されてきた「鶴寿千歳」を新しく令和を迎えたこの5月に『令和慶祝 鶴寿千歳』として上演。なかなか観ることが叶わない演目ですので、目に焼き付けたい作品です。

 

続いて七代目尾上丑之助さんの初舞台『絵本牛若丸』。豪華なキャストの皆さんが丑之助さんの初舞台をお祝いするかのように見守る姿も印象的でした。最後の場面では、菊之助さん演じる弁慶の肩車で行くべき道に進む牛若丸。これからの進むべき道も同じように菊之助さんと一緒に歩んで行くのだろうと客席は感動と大きな温かい拍手に包まれるシーンでもありました。

 

続いて、菊之助さんの華やかな踊りに舞台上で変化する艶やかな衣裳に目を惹かれる『京鹿子娘道成寺』。この演目では菊之助さん演じる白拍子花子の踊りの変化にもぜひ注目を!!

 

そして最後の演目は『曽我綉俠御所染 御所五郎蔵』。1864年2月に江戸市村座で初演された河竹黙阿弥の作品の全6幕の5幕目「御所五郎蔵」にあたります。その時代を生きる人の生活や文化を垣間見ることができ、登場人物も多いので、ひとりに感情移入をして物語を追いながらみるのも面白い作品です。

 

そして今回の公演に合わせて宮崎駿監督によるイラストが配された丑之助さん初舞台の祝幕も見逃せません!!2階ロビーには原画も飾られているのでぜひ間近でご覧いただきたい!!

今月の團菊祭五月大歌舞伎の夜の部はとっても華やか。見終わった後には作品を思い出しながら歌舞伎座入り口のパネルと一緒に記念撮影もお忘れなく!!

【公演概要】
■タイトル 團菊祭五月大歌舞伎
■日程・会場 2019年5月3日(金・祝)~5月27日(月) 歌舞伎座
■公式ホームページ https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/614

(2019,05,25)

photo:オフィシャル提供

text:Akiko Yamashita

#NorieM #NorieMmagazine #團菊祭五月大歌舞伎 #歌舞伎座