ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』合同取材会が開催され、川平慈英さん、浦井健治さん、霧矢大夢さん、夢咲ねねさん、演出の白井晃さんが出席し、再演への意気込みを語ってくれました。

写真左から夢咲ねねさん、浦井健治さん、川平慈英さん、霧矢大夢さん、演出の白井晃さん

白井晃さん:演出

「日本語バージョンの再演が決まり、本当に嬉しく思っています。再演したいと思っていたので心から本当に嬉しく思っています。奇想天外な話ではありますが、実のところはどこの家族にもあるような親子の確執など卑近な話としてご覧いただけると思います。すごく素敵な作品に仕上がっていました。今回はシアタークリエで上演することで、以前はアンサンブルも含めて22人、今回は主要メンバー12人になります。12人のメンバーでこの作品をやりきるバージョンです。雰囲気的には初演を踏襲した形で上演していきたいと思います。出演者の皆さんは、12人に絞られた分いろいろなことをしなければいけなくなり、むしろ大変になっています。この作品をまた皆さんへお届けできることを嬉しく思っています」

 

川平慈英さん:エドワード・ブルーム役
「2年4ヶ月早いですね。前回は本当に長丁場で、生きて千穐楽のカーテンコールを迎えられるのかなっていうのが稽古の時から本当に不安で不安でいっぱいでした。なんとかこの素晴らしいチームの絆、パワーで乗り越えることができました。嬉しい初演でした。それが2年4ヶ月経っての再演でよばれる嬉しさ。またみんなでこの『ビッグ・フィッシュ』を上演できる嬉しさに満ち溢れています。今回も厳しい星取表になっています(笑)。1回できたから今回もできるという保証は全くありません。白紙に戻って、エドワードをつくりあげたいなって思っています。お客さまが観終わった後に生きていることの素晴らしさ、大切な人のために献身する心を燃やす素晴らしさ、ほっこりしていただいたら、してやったりという感じです。ぜひ応援してください」

 

浦井健治さん:ウィル・ブルーム役
「この再演は個人的にも出来たらなぁって思っていた作品で、しかもメインキャストの全てが変わらないというとてもめずらしいんじゃないかと感じたくらいにみんなが大好きな作品なんだなって思いました。それは稽古中に慈英さんの役は大変なのに、誰よりも元気に、白井さんが休憩だって言っているのにサッカーを始めたり(笑)、慈英さんのエネルギーに満ち溢れた作品で、それを支えている霧矢さん演じるお母さん。本当に素敵な家族の物語だなって思いながら演じていました。観に来てくださった皆さんが、“最高だった、いい作品だった”と本当に目頭を熱くして帰ってくださった作品でした。今回こうやってまたできることがすごく幸せだなって思っています。父親との新曲が増えるので、心して頑張りたいと思います」

 

霧矢大夢さん:サンドラ・ブルーム役
「この『ビッグ・フィッシュ』千穐楽を終えて、こんなに終わるのが寂しくて、『ビッグ・フィッシュ』ロスが続いておりました。音楽もずっと流れ続けていて、もちろん慈英さんにも会えなくなって、皆さんにお会いできなくて寂しいなって思っていた頃に再演のお話をうかがいまして、こんなに幸せなことはないなって思っています。新しいバージョンということで、よりぎゅっとドラマが締まった、感動的な家族のストーリーを皆さまにまたお届けすることができるのが私自身も楽しみですし、皆さんにも楽しみにしていただきたいです」

 

夢咲ねねさん:ジョセフィーン・ブルーム役
「前回の作品で、たくさん学んだことがありました。毎回出演している側なのに、最後には毎回心を打たれていました。いつもすごいなって思っていましたし、観に来てくださった方も本当に良かったと言ってくださり、本当に愛されている作品なんだと実感しました。再演することで、前回観れずにいた方が“観たかったんだよ!!”と言ってくださるのがすごくうれしくて、その分プレッシャーもありますが、また、素敵なブルーム家にお邪魔できるのも個人的にはすごく楽しみですし、皆さまについて頑張っていきたいと思っています」

 

取材会最後に白井さんが「今回の再演が決まり、再演でバージョンが変わるということはあまりないのですが、違うバージョンで再演をすることになりました。この作品は制作元、キャスト、スタッフ共々が再演をなんとか実現したい、実現しなければいけないと思えた作品だと思います。だからこそ、初演の主要キャスト12名全員が集まってくれました。みんなが愛している作品ですし、この作品をもっと皆さんに届けたいという思いがある作品です。その思いを込めて再演へ向かいたいと思っています」と語り、会見を締めくくりました。

ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』は、2017年に日本で初演が上演され、多くの感動を届けた家族劇ミュージカルの決定版。今回は12 chair versionとなり、東京公演は日比谷・シアタークリエ、そして今回は待望の愛知、兵庫でも上演されます。
あたりまえのようでいて見失いがちな、でもきっと一番大切な家族の絆を描いた感動の物語をお見逃しなく!!

 

 

【公演概要】
■タイトル ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』12 chairs version
■日程・会場
東京公演:2019年11月1日(金)〜11月28日(木) シアタークリエ
愛知公演:2019年12月7日(土)・8日(日) 刈谷市総合文化センターアイリス
兵庫公演:2019年12月12日(木)〜12月15日(日) 兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール
■脚本 ジョン・オーガスト
■音楽・詞 アンドリュー・リッパ
■演出 白井晃
■出演
川平慈英 浦井健治 霧矢大夢 夢咲ねね
藤井隆 JKim 深水元基 佐田照/佐藤誠悟(Wキャスト) 東山光明 小林由佳 鈴木蘭々 ROLLY
■公式ホームページ https://www.tohostage.com/bigfish/

(2019,07,01)

photo:Hirofumi Miyata/text:Akiko Yamashita

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