Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さんが主演を務めるミュージカル『ドン・ジュアン』が8月30日、東京・TBS赤坂ACTシアターにて開幕しました。

初日直前には同劇場内にて公開ゲネプロ(通し稽古)と囲み会見が行われました。

本作は、フェリックス・グレイさんが作詞・作曲を務め2004年にカナダで初演を迎えた後、2016年には生田大和さんの潤色・演出で宝塚歌劇団にて日本で初上演された作品です。あまたの女たちを魅了し、快楽を求め、愛をむさぼるプレイボーイ、ドン・ジュアンが、「愛の呪い」を受け、やがて一人の女性に心を奪われていく物語。
囲み会見にはタイトルロールのドン・ジュアン役の藤ヶ谷さんはじめ、マリア役の蓮佛美沙子さん、ドン・ジュアンの父、ドン・ルイ・テノリオ役の鶴見辰吾さん、本作でも潤色・脚色を務めた生田さんが出席し、今の心境などを語りました。

本作がミュージカル初挑戦となる藤ヶ谷さんはゲネプロを終え、「何もかもが初めてなのでエネルギーを使いましたね」と素直な胸の内を語ります。役作りについても「やっている自分では分からないのですが、“いくちゃん”(=生田さん)を筆頭に皆でキャラクターを作っていきました」と笑顔を見せました。

生田さんは藤ヶ谷さんのドン・ジュアンぶりについて「短い稽古期間で集中して作りあげていただいた。ミュージカルという事で歌も踊りも多いし、ましてや演じる役柄も人の理解を超えた自分勝手な人。それを舞台の上でのびのびと演じ切ってくれたなあと思いました」とコメント。続けて「たいちゃん(=藤ヶ谷さん)がもともと備えている“色気”に期待しました。(ドン・ジュアンは)彼の芯にある素直さとはかけ離れている役だったので、大変だったんじゃないかな。それでも自分の殻を打ち破ってドン・ジュアンとして舞台に出てくださった」と説明すると、藤ヶ谷さんも「今まで感じた事がない気持ちよさを感じましたね。あれだけ女性にモテる役ですから、役作りは稽古場でいちから作りました。だって女性を乱雑に扱うなんて全然できなかったから。でも自分がやらないと相手の女性も芝居ができないので、相手のためにも心をドン・ジュアンにならなきゃと頑張りました」と稽古を振り返っていました。 

藤ヶ谷さんを「稽古場から立っているだけでセクシーでした」と絶賛する蓮佛さんは、「今日舞台袖から観ていたら、本当にひどい男だな、という風に見えるじゃないですか(笑)!!元々持っている色気をプレイボーイに昇華させて、素敵だなと思いました」と藤ヶ谷さんのドン・ジュアンぶりを評価。
そんな藤ヶ谷さんと何度も濃厚なラブシーンを演じる事について、「皆は観ていてキャー!!ってなるかもしれませんが、やっているこっちは必死です!!位置とか見せ方とか、ベッドシーンでもいかに相手を愛しているか、その気持ちを大切にしてやっています。もう必死です」と真顔で語っていました。

 

鶴見さんは「彼(藤ヶ谷さん)は誰よりも最後まで稽古場にいて、みっちり歌の稽古を繰り返していて、主役たる振る舞いを堂々としていました。彼は真面目で魅力的なんですよ。そういう人が悪くてセクシーでヤバイ男をやるといいんですよ」と藤ヶ谷さんを褒めつつ「僕は彼ぐらいの歳のときは、“リアル”ドン・ジュアンでした(笑)この映像を観て苦々しく思っている女性がいるかも?」と問題発言!?さらに話を続けようとする鶴見を「ダメ!!ダメですよ」と笑いながら制止していた藤ヶ谷さんでした。

藤ヶ谷は「キスシーンもあったりするので、ファンのみんなは嫉妬する場面もあるかもしれませんが、観終わったあと、“私もドン・ジュアンに抱かれたい”と思ってもらえるくらいの気持ちになっていただきたいと。抱かれるような気持ちで観に来ていただければ!!」とドン・ジュアンらしくPRしていました。

ゲネプロでは、会見でも話題となったほど、次々と女性と絡み合い、また次の女性へと浮名を流すドン・ジュアン役・藤ヶ谷さんの色気に目を奪われました。一方でそんなドン・ジュアンの心を惹きつけるマリア役。蓮佛さんの汚れていない爽やかさが光り輝きます。二人ともミュージカルの歌唱ができていて、予想以上の歌唱力に目を見張りました。他のキャストも皆歌唱力に優れており、さらにフラメンコの激しい足踏みやオーレ!!という掛け声などで、生と死そして燃えあがる愛を熱く描いていました。

ミュージカル『ドン・ジュアン』は、東京公演が9月18日まで、TBS赤坂ACTシアターにて、愛知公演は10月1日から5日まで、刈谷市総合文化センター 大ホールにて上演されます。

 

【公演概要】
■タイトル ミュージカル『ドン・ジュアン』
■日程:会場
東京公演:2019年8月30日(金)〜9月18日(水) TBS赤坂ACTシアター
愛知公演:2019年10月1日(火)〜10月5日(土) 刈谷市総合文化センター 大ホール
■作詞・作曲:フェリックス・グレイ
■潤色・演出:生田大和(宝塚歌劇団)
■出演:藤ヶ谷太輔 蓮佛美沙子/平間壮一、上口耕平、恒松祐里/吉野圭吾、大石裕香、春野寿美礼/鶴見辰吾
アンサンブル(男女別五十音順):風間無限、鹿糠友和、仙名立宗、高瀬育海、俵和也、西田健二、MAOTO、宮垣祐也、渡辺崇人、弓野梨佳、小石川茉莉愛、島田友愛、鈴木百花、谷須美子、則松亜海、花岡麻里名、平井琴望、松島蘭
■公式ホームページ https://www.don-juan.jp/

(2019,08,31)

photo&text:Saki Komura

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