ジャニーズJr.のユニット・宇宙Sixの江田剛さんが初の単独主演を務める舞台『ザ・フォーリナー』が10月16日から東京・三越劇場にて上演されます。本作の稽古場が公開され、芝居の一部が公開されました。

写真は左から野坂実さん、我善導さん、小島梨里杏さん、高田翔さん、江田剛さん、清水順二さん、武藤晃子さん、徳山秀典さん

 

本作は、世界で愛され続ける海外戯曲を舞台上演するSnow Manがプロデュース。

2018年に、Snow Manの深澤辰哉さんと佐久間大介さんの主演で上演され、連日超満員の大盛況の後に幕を閉じた『キャッシュ・オン・デリバリー』に続くシリーズ第2弾となるハートウォーミングコメディ。古い農家を改造した釣り宿に3日間滞在することになった人見知りが激しく、ひと一倍恥ずかしがり屋で臆病なチャーリー(江田さん)が、見ず知らずの人たちに囲まれて過ごす事が出来るのか、を爆笑の連続で描く物語です。

この日公開されたのは、芝居の冒頭部分。徳山秀典さん演じるフロギーと共に釣り宿に連れてこられたチャーリーが、人見知りが激しく、恥ずかしがり屋で臆病な様子が描かれます。
3日間この釣り宿で一人で暮らさなければならないチャーリーの扱いに困り果てたフロギーは「チャーリーは実は外国人(=フォーリナー)で、英語が全く分からない」という嘘の設定を思いつき、宿の女主人ベティ(武藤晃子さん)にその事を伝えます。それを信じたベティは後から宿に姿を見せるキャサリン(小島梨里杏さん)と婚約者で牧師のデビット(高田翔さん)にその事を伝え、さらにはキャサリンの弟エラード(我善導さん)、そして怪しげな不動産屋オーエン(清水順二さん)を巻き込んでいくのでした。

江田さんはおどおどとした表情と仕草で役を忠実に演じます。フロギーが出て行った後、残されたチャーリーは英語が分からない外国人設定ではあるが、時々真実を伝えた方がいいのかも、と言葉が出てくるのを様々な理由で必死で止めている姿に観ている側も思わず笑いがこみあげます。そんな彼に接してくるベティ役・武藤さんのコミカルな演技はさらに笑いを誘い、物語に流れを付けていました。高田さんと小島さんは二人の間のプライベートな問題で歯に衣着せぬ口論を展開。家に入ってくるオーエン役・清水さんはまるで我が家とばかりにずけずけと家の中に入り勝手気ままに過ごしていました。

注目は、我さんの存在。立派な大人ですがこの物語ではあくまでも「子役」。しかも小島さんより若い設定という事で、子どもにありがちな謎の行動を繰り返す姿に報道陣から笑いが零れていました。ここまで江田さんは「ありがとう」くらいしか喋っていないのですが、どうやらこの後どんどん物語は加速し、膨大な台詞量と戦う事になるそうです。

 

稽古公開の後、江田さん初めキャスト全員と演出の野坂実さん含めて囲み会見が行われました。

今回、単独初主演という事について、江田さんは「宇宙Sixを背負って初めて主演を張るという事で、すごく楽しみでもあり挑戦でもあり、それがまた今後に繋がって行けばと思っています」と胸中を語りつつ、「我さん、清水さん初め、頼れる先輩がいっぱい。そして後輩もいますしね」と隣に立つ高田さんにも目を向けます。「コメディに挑戦するのは初めてですが、ずーっと笑っているというか、人のお芝居を観ながらずっとニコニコでき、本当に飽きがなく、1日が終わるのが早いなと感じています。コメディも海外戯曲も初めてです。一人ひとりの台詞量も凄いので、うまく笑いとして伝わればなと思います」と笑顔を見せていました。

そんな江田さんの様子を見ながら清水さんは「江田くんの役は、後半ではめちゃくちゃ喋るんですよ」徳山さんも「2幕以降は長台詞だらけ!!」と相槌。清水さんは「2万語以上の長台詞がありますから」と江田さんの見どころをアピールします。

徳山さんは江田さんを「台詞覚えの変態」と表現。「稽古初日から台詞を入れてきて僕にプレッシャーをかけてくるんですよ」と本音を口にすると、清水さんが「前作の『キャッシュ・オン・デリバリー』で、Snow Manの深澤と佐久間が稽古当日までに台詞を入れてきたんです。だから江田くんも当然台詞を覚えてくるよね?と話したら、台詞をしっかり入れてきたんだよ」と笑いながら事情を説明する一幕も。

高田さんは自身の見どころを聴かれて「2幕の最後の方なんだけど、(ネタバレ防止のため)言えないんです。どういう姿も言えないですね」と困ったそぶり。すると清水さんが「(高田さんは)ハニー!!とかハーイ!!とか胡散臭い芝居が得意なんですよ」とフォローというよりはツッコミを見せ、「高田翔は胡散臭い、でお願いします」と報道陣に向かって記事のタイトル候補を提示(笑)。また、芝居のダメ出し中に「軽薄」といわれた高田さんですが「僕、軽薄の意味を知らなくて、調べていたら清水さんに『高田くんみたいな人の事だよ』と言われ。意味が分かった後で『あ、ひどいなあ』って思いました」と稽古場でのやり取りを語っていました。
ちなみに「ハニー!!」などの演技は海外ドラマの吹替版を参考にしたと話す高田さんでした。

そんな高田さんについて江田さんは「翔は本当に勉強熱心で、稽古が終わってからの自由時間にも(小島さんと)二人で話し合っていました」と頑張りを評価。小島さんも「婚約者の役だったので出会いなど本編では描かれはしないですが、二人で想像して作り上げましたね」と笑顔。「やっているうちにおもしろくなっちゃって気が付いたらこんな時間に、という事も多かった」と高田さんが言うと「ぜひスピンオフを!!」と小島さんがリクエストし、皆が笑っていました。

小島さんが「キャサリンのテンションの高さの表現に苦労した」と話すと、演出の野坂さんは「日本人と海外の人ってテンションのあげさげが全然違うんです。だからテンションをあげてもらいたいのにどうしても日本人の場合、ヒステリックになっちゃう。『ヒステリックにならないでテンションをあげてくれ』という指示に皆が苦労していましたね」と振り返っていました。

なお、野坂さんから見た江田さんの座長ぶりについて「役者全員のことをものすごく考えてくれて、お昼ご飯など皆にピザの差し入れをしてくれたりなど、集団を作ろう、作ろうと彼がやってくれていてものすごく助かっています。初座長という割にはもう“座長”です」とベタ褒め。さらに「高田くんが誕生日だったときに、江田君が小さい声で『今日、暇?ご飯食べに行く?』と高田さんを誘っている姿を、優しい先輩だなと思いながら横で見ていました」とエピソードを披露していました。

武藤さんはチャーリーを呼ぶ時の台詞回しが「かわいい」と言われまんざらでもない様子。そして我さんは「38歳にして初の子役にチャレンジです。でもたまに“おっさんが出ているよ”とダメ出しされています」と苦笑していました。

舞台『ザ・フォーリナー』は以下の日程で上演されます。

【公演概要】

■タイトル 『ザ・フォーリナー』

■日程・会場

東京公演:2019年10月16日(水)~10月23日(水) 三越劇場
愛知公演:2019年11月9日(土)~11月10日(日) 東海市芸術劇場
大阪公演:2019年11月20日(水)~11月24日(日) 近鉄アート館

■出演

江田剛(宇宙 Six/ジャニーズ Jr.)

高田翔(ジャニーズ Jr.) 徳山秀典 小島梨里杏 武藤晃子 我善導 / 清水順二 ほか

■公式ホームページ http://www.shyboy.jp/foreigner/

(2019,10,03)

photo&text:Saki Komura

#NorieM #NorieMmagazine #ノリエム #ザフォーリナー