藤田和日郎さんが手掛けた同名漫画を元に舞台化した「『からくりサーカス』~デウス・エクス・マキナ(機械仕掛けの神)編~」が10月10日、東京・新宿FACEにて初日を迎えました。
初日に先駆けて行われた公開ゲネプロではキャストたちがそれぞれに本番さながらの熱のこもった芝居を披露しました。

集合写真前列左から大西桃香さん、深澤大河さん、滝川広大さん、飯田里穂さん

後列左から小坂涼太郎さん、大崎捺希さん、横尾瑠尉さん、村田洋二郎さん

己に課された運命と戦うことを決意した少年、才賀 勝。
しろがねとなりながらも自身の生き方を貫き自動人形と戦う青年、加藤鳴海。
数奇な運命に翻弄されながら、勝と鳴海により人間的な感情を取り戻したしろがね、エレオノール。
3人を取り巻く運命は200年前から始まる長い長い物語と複雑に絡み合い、加速度をあげてゆく。ゾナハ病とは?しろがねとは?自動人形とは?全ての謎、全ての想い、全ての記憶がこの舞台で収束する。

ゲネプロの前に行われた舞台挨拶の挨拶を紹介します。

深澤大河さん:才賀勝役
(声を張り上げて)小学五年生!!才賀勝役の深澤大河です(笑)。今回で完結編となるので、素敵な完結になる事を祈っています。前回僕は守られる側だったのですが、今回は戦う方に回るので、今までは私服だと言われていた衣裳もちゃんとした衣裳をいただいたので戦いたいと思います。

 

滝川広大さん:加藤鳴海役
前作は本当に辛かったっすねー。その“辛かった”もいろいろな人たちが自分たちのために命を譲って死んで行ったり、子どもたちが苦しそうだったりなどいろいろあったんですが、その想いを乗せて2時間15分、表現できなかった事もあるんですが、出来るだけ想いを乗せてやっていきたいです。「からくりサーカス」は9年くらいかけて出来上がったんですが、藤田先生の想いも載せて僕たちがこの舞台から皆さんに届けていきたいです。

 

大西桃香さん:エレオノール,アンジェリーナ,フランシーヌ,フランシーヌ人形役
4役やらせていただくという事ですごく緊張しているし、日によって演じる役も違うのでそこが見どころかなと思います。前作では一緒に出ていなかった飯田さんと今回は一緒にステージに立てるのが嬉しいし、凄く大きな愛で出来ている作品だなと感じているので、この作品から学ぶこともたくさんありました。それを自分なりに表現していけたらと思います。

 

飯田里穂さん:エレオノール,アンジェリーナ,フランシーヌ,フランシーヌ人形役
一時閉幕したからくりサーカスが再び同じ新宿FACEにて開幕するという事で。後半は登場人物も新たに、そしてすごく豪華になっています。さらにいろいろな人が愛に向かい合い、登場人物同士の熱い想いも最後まで描かれているのでぜひ楽しんでください。今回は桃ちゃん(大西さん)と一緒の舞台に立ち、対話をする場面もあるのでそこも観て欲しいなと思います。

 

小坂涼太郎さん:白金役
前回に引き続き、ここは変わらないメンバーだったのですごく落ち着いています。稽古場も楽しく充実していたのでとても楽しかったです。その楽しさで作ったものを全力でぶつけたいです。めっちゃ面白いと思います。

 

横尾瑠尉さん:才賀正二役
このからくりサーカスは今回ダイジェスト版という形ですごくたくさんの巻数を2時間ちょっとにまとめているんですが、登場人物がどれも魅力的で是非皆さまにも伝えよう、伝えようとキャスト、スタッフ一同頑張ってきました。ぜひそれが伝わるといいなと思っています。

 

大崎捺希さん:才賀貞義役
僕は「からくりサーカス」の初演を客席のあそこ(指をさし)から観させていただいたんですが、まさか自分がこうやってこの板の上に出させていただけるとは思ってもいなくて本当に嬉しく思っています。この作品はジェットコースターのようで一瞬も気が抜けない内容となっているのでぜひ楽しんでください。劇場でお待ちしております。

 

村田洋二郎さん:フェイスレス役
見どころは桃ちゃんが言っていたとおり、愛だと思っています。まず藤田先生の愛からこの作品が生まれ、それを愛する読者の皆さんがいて、この舞台を作ろうと思った制作陣がいて、記者の皆さんやスタッフの皆さんがいて、ようやく僕たちキャストが板の上で衣裳を着て乗る事が出来ています。愛を語っていますが、それがいびつな愛だったりもするんですが、いろいろな愛の形があるんだなと演じながら思っています。この舞台に恋してやっていきたいと思います。

 

ゲネプロではすべての登場人物が、目にもとまらぬ速さで会場の様々なところから登場しては去り、また登場しては立ち回り、その速さに負けないくらいの高速滑舌でストーリーテラーが展開を畳みかけます。劇場の照明も何度となく暗転し、灯りが付くとあっという間に別の場面になっていました。そんなジェットコースターのようなドラマの中で描かれるしろがねと人間、そして彼らが操るマリオネットとの熾烈な戦いや、その戦いの中でくしくも芽生えてしまった愛の形も気になるところでした。人間を死に追いやるゾナハ病は撲滅することができるのか、また戦いの行方は終息できるのか。ぜひ息をするのも忘れるくらいからくりサーカスの世界に没入してみてください。

舞台「『からくりサーカス』~デウス・エクス・マキナ(機械仕掛けの神)編~」は、10月19日まで、東京・新宿FACEにて上演されます。超大型台風の接近の影響で上演が中止、延期となる可能性があります。どうぞ出かける前には天気予報並びに公式サイトからのメッセージをご確認ください。

【公演概要】

■タイトル 舞台「『からくりサーカス』~デウス・エクス・マキナ(機械仕掛けの神)編~」

■日程・会場

2019年10月10日(木)〜10月19日(土) 新宿FACE

■原作 藤田和日郎「からくりサーカス」(小学館 少年サンデーコミックス刊)

■脚本・演出 村井雄(KPR/開幕ペナントレース)

■出演
才賀勝役:深澤大河
加藤鳴海役:滝川広大
エレオノール,アンジェリーナ,フランシーヌ,フランシーヌ役:大西桃香(AKB48)・飯田里穂/Wキャスト
阿柴花英良役:健人
ジョージラローシュ役:横井翔二郎・山﨑晶吾・松田周/トリプルキャスト
ギイ・クリストフ・レッシュ役:越智友己
あるるかん役:三枝奈都紀
白金役:小坂涼太郎
才賀正二役:横尾瑠尉
才賀貞義役:大崎捺希
パンタローネ役:塚本拓弥
アルレッキーノ役:松本寛也
コロンビーヌ役:花奈澪
ハーレクイン役:田中彪
カピタン・グラツィアーノ役:稲垣成弥
ブリゲッラ・カヴィッキオ・ダ・ヴァル・ブレンバーナ役:田中尚輝
ディアマンティーナ役:鈴木桃子
フェイスレス役:村田洋二郎
※必ず公式ホームページでキャストスケジュールをご確認の上、お間違いないようにご購入下さい。
■公式ホームページ http://officeendless.com/sp/karakuri/

(2019,10,11)

photo&text:Saki Komura

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