演劇で大阪を元気にしたい!というコンセプトのもと、関西を拠点とした様々なエンターテインメントを発信している劇団Patchの最新作Patch stage vol.13『カーニバル!×13』がいよいよ開幕。
今回は、メインビジュアルに登場の無銘演じる松井勇歩さん、浦を演じる田中亨さんにビジュアル撮影の感想や劇団への思い、役作りについてお話をうかがいました。

 

ービジュアル撮影終わっての感想を教えてください。
田中さん「今まで文字でしか見ていなかった世界でしたが、みんなの衣裳を見て一気にテンションがあがりました!!」

 

ーご自身の衣裳をまとった時の感想はいかがでしたか?
田中さん「囚人とウサギがうまくミックスされていて、メイクも目の下を赤くして、かわいくて・・・」
松井さん「全体的にはすごく派手で全員が目に付く衣裳にしていただいています。こうしたいという結構無理な注文を衣裳さんが全部聞いてくださり、本当に素晴らしい綺麗な衣裳を全員に作ってくださって、初めてビジュアル撮影で200点満点を出しました!!」
田中さん「みんな和装の衣裳なんですが、僕だけ違った雰囲気の衣裳なのでそこもすごく気に入っています」

 

ー松井さん、田中さんがそれぞれ演じるキャラクターについて教えてください。
田中さん「浦は心優しい無垢な少年です。物語の主人公なのでみんなを巻き込みながら、巻き込まれながら物語が進んでいきます」
松井さん「浦は、罪人たちしか居ない監獄の中になぜかいる純粋無垢な少年で、罪人ではない男の子です。僕の役は、最初記憶がなくて、自分の名前さえも覚えてなくて、気がついたら月の監獄という場所にいる。そこで目覚めて、浦と出会い、こんなに純粋無垢な少年が罪人なはずがないと思い、バトルロワイヤルで生き残ったひとりだけが月の監獄から地球に帰ることができるので、地球に帰るのはこの子だって思い、登場してくる個性の強いキャラクターを相手にして右往左往しながらも、浦のために動いていきます。果たして記憶を取り戻すのか?演じる僕たちも演出の細川(博司)さんも関西人なので、関西人ならではのコミカルな部分が随所にあるドタバタコメディです」

 

ー劇団Patchさんならではの公演のここが特徴というところは?
松井さん「間とテンポ。ここは関西人特有のところがあって、お笑いを見て育ってきたメンバーが多いのでコミカルだったり、コメディチックな表現は関西人の特権を使っているんじゃないかなって思います。男だけで年齢も近い12人だけの劇団で、ずっと一緒にやってきているので、本当に仲が良くて、部活動みたいな雰囲気です。チームの結束力や団結力は他には負けないと思ってやっています。特にお芝居はコミュニケーションや息を合わせることがすごく大切だったりします。今回は殺陣も多くて、殺陣はお互いを知って、信頼しているからこそより良いものが生まれる部分が多いので、そういう部分でも最大限力を出せると思っています」

 

ー松井さんが劇団の一期生ですが、年を重ねるごとに劇団の雰囲気は変わってきていますか?
松井さん「ありがたいことにメンバーが劇団以外の作品に出演する機会をいただけることが多くなってきて、僕が一期生のときの1年目、2年目はPatchでの仕事しかなかったので、毎日のように顔を合わせてたんですが、3期生、4期生と増えてきて、外の現場も増えてきて、全員が集まるという機会が少なくなってきています。顔を合わせるのが久しぶりっていうメンバーが出てきても、いい意味での久しぶり感が無く変わらずにいられる、お互いに得意なもの、嫌いなものもわかっているので、本当に家族と同じ感覚ですね。その中でもおもしろいのがファッションですね!!ファッションってやっぱり変わるんですよね。外の現場に行って、今流行りの全身黒のスタイリングになって帰ってきたり、ちょっと良いもん身に着けるとか(笑)。そういう小さいおもしろさは、トークネタとして何個もありますね」

 

ー田中さんは、劇団以外の現場から、こうやって劇団の現場に帰ってきて改めて帰ってきたなって感じるのはどんな時ですか?
田中さん「賑やかなところですね。今日の現場もそうですが、ワイワイしているところですね」
松井さん「撮影終わっているのに帰らないんですよね(笑)」

 

ー先ほど松井さんが今回の作品ではわがままを言わせてもらったっておっしゃっていましたが、田中さんはここでしか経験できなかったなと思うことは?
田中さん「(松井さんに)僕がPatchに入った頃は本当に何もなかったですよね?」
松井さん「亨が入ってきたのが16歳くらいで、すごく大人しかったですね」
田中さん「いろいろな先輩にもまれて、いろいろなことを吸収させていただいて、Patchではお芝居部分だけでなく、お笑い部分もスキルが伸びていきそうなくらい、関西人としてはめっちゃ勉強になります。そこは他の現場では経験できないことですね」

 

ー今日の撮影はおふたりとも私服とうかがったのですが、好きなファッションアイテムやファッションのこだわりを教えてください。
松井さん「その点でいうと疎い側の2人なんで(笑)。今日はめちゃくちゃ頑張りました!!タイトなものよりゆるっとしたものが好きで、大きめのサイズが好きですね。今日のスタイリングのオーバーオールはかわいいなって思って着てきました。ブルゾンも半分色違いで左右非対称で特徴あるデザインが好きですね。あと靴がめちゃくちゃ好きで、すぐに靴を買うんですよ。一つ作品が終わったら、その作品らしい靴を1足買おうと思っています。基本的にはスニーカーですが、色味とかはその作品の合わせて選んでいます。履いていない靴も2、3足ありますね。下駄箱が靴でいっぱいになるくらいになっています(笑)」
田中さん「僕も着心地の良さが重視で、大きめのものを選ぶことが多いですね。今日のスタイルは、ダボっとしていてかわいいなって思って選びました。好きなアイテムは今日は着ていないんですが白のTシャツを集めてます。カラーはどちらかというと落ち着いたものを選ぶことが多いですね」

 

ー松井さんから見た田中さんの魅力を教えてください。
松井さん「全部(笑)!!できないことが多かったりしたときに、自分の感情を表に出す子ではないんですが、なんか気になるところがあって、母性本能をくすぐるような弟のような感じです。人の目を引くというところは、他のメンバーと比べても高いんじゃないかと思います。目を引くというのは、持ちたくても持てないものですし、この仕事では大切なことです。良いもの持っているなって感じています」

 

ー田中さんから見た松井さんの魅力を教えてください。
田中さん「関西のとっても優しいお兄ちゃんというところです。Patchの先輩の中で一番いろいろなことを教えてくれる先輩です。お仕事面でも、プライベート面でもお兄ちゃん的な存在です。普段みんなといるときには仕事の話は出さないんですが、ふたりで話をするときに、作品への取り組み方や、実体験からのアドバイスとか真剣な話をしてくれる人間性をすごく尊敬しています」

 

ー今回の演じるそれぞれの役作りのイメージはありますか?
松井さん「記憶をなくしているという役は初めてです。記憶をなくしていても体が覚えているという感じで、無銘は記憶をなくしているけど刺客に襲われたときに、なぜかすごい剣捌きを見せて強いという役です。作ろうとすると嘘っぽく見えてしまうところもあるので、自然にどう演じるのか。あとは記憶を戻した後にどう変わるのかというところが今回のポイントだと思っています。個性の強いキャラクターが多い中で僕は無個性でいるというポジショニングなので、周りの演技を見ながら考えていきたいと思っています」
田中さん「僕は今まで、Patchの作品では少年役を演じることが多かったんですが、今回は無垢な少年です。今までの引き出しになかったもの、引き出しに入っていたものでもそこからひと味ふた味アレンジした僕の中での新しい少年を作っていきたいと思います。個性の強い先輩方に持っていかれそうになる部分もあると思いますが、しっかりと引き戻して僕が演じる浦の物語、そして僕の物語を作っていきたいと思っています」

 

ー最後におふたりにとってのカーニバルは?
松井さん「Patchです!!楽しいんだと思います。アホばっかりですが、アホなことを真剣にできるところがこの劇団の強みだし、カーニバルだと思っています」
田中さん「七夕しか出てこない(笑)。音量的に賑やかでワイワイしていて、ワクワクするので僕にとってもカーニバルもPatchです!!」

 

【profile】
■松井勇歩
1991年10月30日生まれ。兵庫県出身。
2012年4月に開催された約3,000人のオーディションを勝ち抜き、演劇で大阪を元気にしたいという大きな志のもと、関西を拠点とした様々なエンターテインメントを発信する劇団Patchの一期生。毎週土曜放送のABC「おはよう朝日土曜日です」レギュラー出演中!!
2020年1月、2月上演の舞台『憂国のモリアーティ』へ出演予定。

■田中亨
1999年2月15日生まれ。大阪府出身。
「第4回 劇団Patchオーディション」グランプリ。2016年Patch stage EX『Four Contacts ~よん!ろしくお願いします!! 劇団Patch四期生お披露目祭!!』でデビュー。2018年にはキャラメルボックス2018サマーツアー『エンジェルボール』、2019年にはTRUMPシリーズ最新作 『COCOON 月の翳り星ひとつ』「月の翳り」編、iaku『あつい胸さわぎ』へ出演。


【公演概要】
■タイトル Patch stage vol.13『カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!』
■日程・会場
東京公演:2019年10月31日(木)〜11月3日(日) シアターサンモール
大阪公演:2019年11月6日(水)〜11月10日(日) ABCホール
■出演
田中亨:浦
近藤頌利:チンギス・ハーン
吉本考志:ビリー ザ キッド
藤戸佑飛:武蔵坊弁慶
尾形大吾:ドク ホリデイ
井上拓哉:斉天大聖 孫悟空
竹下健人:諸葛亮孔明
星璃:岡田以蔵
松井勇歩:無銘
《日替わり出演:ブルータス》中山義紘・三好大貴・納谷健 ほか
■公式ホームページ
https://www.west-patch.com/event/


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(2019,10,31)

photo:Hirofumi Miyata interview&text:Akiko Yamashita

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