京都・南座で2020年1、2月に上演される舞台『サクラヒメ~「桜姫東文章より」~』の製作発表が12月19日都内にて行われ、元宝塚歌劇団宙組娘役スターで、今年7月に退団後初の舞台出演となる純矢ちとせさんと、川原一馬さん、荒木健太朗さん、世界さん(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)、平野泰新さん(MAGIC☆PRINCE)、Toyotakaさん(Beat Buddy Boi)、高田秀文さん(DAZZLE)、新里宏太さんが、TSプロモート三宅康之取締役、松竹の安孫子正代表取締役副社長、DAZZLEの代表・飯塚浩一郎さんと共に出席しました。

集合写真前列左から三宅康之さん、飯塚浩一郎さん、純矢ちとせさん、安孫子正さん

後列左から新里宏太さん、Toyotakaさん、世界さん、川原一馬さん、荒木健太朗さん、平野泰新さん、高田秀文さん

 

本作は、南座では初となるイマーシブシアター(没入型演劇)で、1Fの客席をなくして100人もの観客の間をキャストたちが動き回って芝居を観せ、観客はただその芝居を傍観するのではなく、物語の世界に没入していったり、観客も物語の一部として存在したり、物語の結末を左右する役割を担ったり、と“観客の意志で物語に入っていく”体験ができる作品となるそうです。

安孫子副社長によるとNYで大人気となっている、マンションの様々な階の様々な部屋で行われる芝居を観客が部屋を巡りながら楽しむ舞台『スリープ・ノー・モア』に刺激を受けたとのこと。「400年の歴史はある南座でも新しい空間でいろいろやっていきたい」と意欲的に語っていました。

 

5人の男性から求愛されるサクラヒメ役の純矢さんは「伝統ある南座の舞台に出演させていただけることをとても光栄に思っています。またイマーシブシアターというお客さまを間近に感じながら舞台を務めることができるのも、今から楽しみにしております」と語りつつ、「5人の男性に想いを寄せられる幸せなお役です」とニッコリ微笑んでいました。

 

サクラヒメに想いを寄せる5人の男性の一人、陰陽師役の川原さんは芸能事務所キューブの若手男優集団C.I.A.の中でもリーダー格であり、ファンイベントでは演出も務めています。川原さんは「イマーシブシアターという僕自身初挑戦となるこの作品を、歴史ある京都南座さんでやらせていただけることを心から嬉しく思います。1階がフラット。お客さまと演者が近い距離なので、僕らがお客さまにアプローチしたりなど、面白いことができたら」と期待を述べつつ「僕自身はタップダンスのパフォーマンスを上階でやらせていただきたい」と舞台の内容が垣間見える言葉を口にしていました。

 

浪人役の荒木さんは「僕自身は小劇場からの出身なので、南座のようななかなか大きな舞台に立つことは考えていなかった」とコメント。ところが「変な縁だなと思ったのが今年4月に偶然、南座を見て『こんなところに立てたら最高だな』と思ったことが、こんな形で叶うとは。みなさん、夢は叶います!!」と笑いを誘っていました。そして「サクラヒメに選ばれるのは僕しかいない」と早くも勝利宣言をして場を沸かせていました。

 

義賊役の世界さんは「新しい演劇システムで演じさせていただいて、すごく光栄です。普段は東京ドームとか大きなステージに立つ機会はあるんですけど、そこではどうしてもお客さまとステージは切り離れている。今回は全くそれがなくて、その空間にいる人たち全員で『サクラヒメ』を作っていく事になります。近い距離でしか見られないパフォーマンスの指先ひとつの小さな動きなど隅々まで見ていただけると思います」と見どころに触れていました。

 

鳶役の平野さんは東海地区発のイケメンボーイズグループ「MAGIC☆PRINCE」のメンバー。「舞台自体が初めてなんです」とやや緊張を見せてはいましたが、青森山田高校の男子新体操部出身ということもあり「約10年新体操をやっていて、そこで培った表現力やアクロバットを舞台で活かしたいです」と意気込みを見せていました。

 

町医者役のToyotakaさんは6人組ダンスボーカルグループ「Beat Buddy Boi」のメンバー。「僕はストリートダンスを16年やっていて、鏡に囲まれたスタジオの中ではなく、新宿のビルの下で窓に向かって練習していました。アメリカのヒップホップ・カルチャーに影響を受けてきたんですけど、日本人として何か表現できないか」と挑み続けてきた心境を語りつつ「南座という歴史あるステージにストリートダンサーとして表現者として立つことができるのは自分に誇りが持てます」と述べ、自身が演じる町医者役に絡めて「こんな町医者ならお客さまが毎日病院に行きたくなるように踊りたいです」と笑わせていました。

そして5人とは別で、都で不可解な行動をする盗賊役を務める高田さんは、自身が所属するDAZZLEについて「3年前から本格的にイマーシブシアターをやってきてけん引してきました。僕自身楽しみです」と話し、「5人がサクラヒメから選ばれますが、自分も選ばれるよう、いろいろな物を盗めるよう頑張ります」とオチを付け、笑いを取っていました。

 

新里さんは「第55回輝く!日本レコード大賞」の最優秀新人賞、「第46回日本有線大賞」の新人賞を受賞した歌声を武器にミュージカルなどで活躍中。雲上の導者役を演じる新里さんは「雲上、つまり(南座の)2、3Fのお客さまと一緒の時間を過ごす事が多いのでは。歌唱披露も期待していてください」と笑顔で締めていました。

 

質疑応答では、5人の男性がどのようなパフォーマンスを見せようと考えているか?との問いに世界さんが「何をしようか考え中です。『Choo Choo TRAIN』を踊るわけにもいかないし…」と口にするとどっと会場から笑い声が。また平野さんは「アクロバティックが得意なので1階で2階席の方の目線ぐらいまで高く跳びたいですね」と熱意を述べていました。

なお、本公演のエンディングがお客さまからの投票で変化する、というイマーシブシアターの実演ということで、製作発表の最後に行われる撮影時のポージングを報道陣からの投票で決めるという展開に。

5人がそれぞれに独自のポーズを披露、その後の投票で世界さんのポーズが採用されていました。

↑世界さんのポーズが採用!!

 

↑戦隊モノのキメポーズのような展開に(笑)

 

約70分間の舞台で何を見せてくれるのか期待が膨らむ舞台『サクラヒメ~「桜姫東文章より」~』は2020年1月24日(金)から2月4日(火)まで。京都・南座で上演されます。

 

【公演概要】

■タイトル 舞台『サクラヒメ~「桜姫東文章より」~』

■日程・会場 2020年1月24日(金)〜2月4日(火) 京都・南座

■出演

純矢ちとせ

川原一馬 荒木健太朗 世界(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE) 平野泰新(MAG!C☆PRINCE) Toyotaka(Beat Buddy Boi)

高田秀文(DAZZLE) 新里宏太 ほか

■公式ホームページ https://kyoto-sakurahime.com/

(2019,12,20)

photo&text:Saki Komura

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