舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』会見取材が2025年7月16日(水)に東京・TBS赤坂ACTシアターで行われ、稲垣吾郎さん、平岡祐太さん、大貫勇輔さん、市村正親さんが登壇しました!!

 

本作は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングさんが、ジョン・ティファニーさん、ジャック・ソーンさんとともに舞台のために書き下ろした「ハリー・ポッター」シリーズ8作目となる作品です。「家族、愛、喪失」をテーマに、ハリー・ポッターの19年後の物語が描かれます。

2016年7月にロンドンで初演されて以降、ニューヨーク、オーストラリア・メルボルン、サンフランシスコ、ドイツ・ハンブルク、カナダ・トロントで上演され、いずれの都市でも大ヒットを記録。日本では、2022年7月に上演され、全席完売が続きました。現在まで、総観客数120万人台を突破し、高い評価を得ています。2025年7月からは稲垣さんと平岡さんが新キャストとして、大貫さんが約1年ぶりのカムバックでハリー・ポッター役を演じます。また、市村は新キャストとしてダンブルドア、スネイプ役などを務めます。

 

稲垣さんは、初日を迎え、「本当にうれしいです。仲間とともに2カ月間、稽古をしてきました。ようやく開幕し、お客さまにお会いできることを楽しみにしております」と挨拶。見どころを「たくさんありますが、何度見ても魔法がすごい。それから、ドラマとして親子や仲間の愛に深く感動させられる作品です。スタッフの皆さん、キャストの皆さんと明日から力を合わせてすてきな作品をお届けしていきたいと思います」と語りました。

 

一方、平岡さんは「ロングラン4年目ですが、1年目のときから演出の方も変わったので、1年目をご覧になった方も4年目を観ることで新しい発見が感じられると思います。魔法の世界、『ハリー・ポッター』の世界が舞台上で表現されている作品ですが、ストーリーが面白い。だからこそ、僕たちが頑張るのは演技で、そこにこだわって2カ月間、作ってきました。明日からお客さんに観ていただけるのが楽しみです」と思いを話しました。

 

大貫さんは、「魔法はもちろんのこと、家族、友情の話、成長の話が描かれていて、全ての世代の人たちに突き刺さるところがある作品です。ここに戻ってこられることを本当にうれしく思っています」とコメント。約1年前にハリー・ポッターを演じた際に「必ずカムバックしたい」と語っていたという大貫さんは今回の出演が決まり「よっしゃー!また戻れる」と大喜びをしたそうで、「この舞台は夢の時間でした。こんなに幸せなことはないとヒシヒシ体感しています」と改めて出演を喜びました。

 

また、市村さんは「30年前なら僕もハリーをやっていたかもしれない」と冗談めかして笑わせると、「スネイプ先生もダンブルドアも人気のある役なので、うちの子どもが喜びました。2日目に観に来るのですが、父親として誇りに思います。今回、全部で6つの役を演じますので、“市村をさがせ”とどこにいるのかを見つけるのも楽しいのではないかと思います」と市村さんらしい見どころをレクチャーしました。

 

劇中にはたくさんの魔法が登場しますが、稲垣さんは「魔法使いを演じるのは初めてなので、魔法の修行に2カ月間かかりました。それが大変だった」とこぼします。続けて、「皆さんの大好きな魔法の数々がこの舞台上で繰り広げられるので、舞台上でないとお稽古できないこともあって。公演後にこの舞台を使ってお稽古もしました」と明かしました。

 

これに平岡さんも「(魔法は)簡単にできるものではないと思いました」と同意。「2カ月間の稽古を終えてできるようになるもの」だと話しました。

最後に稲垣さんは「この劇場で一人ひとりのお客さまと心を通わせながら、響かせながら魔法の世界を一緒に体感できることを楽しみにしています」と笑顔を見せ、会見を締めくくりました。

【公演概要】
■タイトル
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』
■日程・会場
TBS赤坂ACTシアターにてロングラン公演中
■オリジナルストーリー J.K.ローリング
■脚本・オリジナルストーリー ジャック・ソーン
■演出・オリジナルストーリー ジョン・ティファニー
■出演
稲垣吾郎 平岡祐太 大貫勇輔/酒井美紀 松井玲奈 奥村佳恵/ひょっこりはん 上山竜治 関町智弘 ほか

(2025,07,18)

photo&text:Maki Shimada

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