新橋演舞場8月公演 OSK日本歌劇団「レビュー夏のおどり『STARt』」製作発表記者会見が7月12日(月)に、東京都内で行われ、楊琳さん、舞美りらさん、千咲えみさんが登壇しました!!

 

OSK日本歌劇団は、1922年に大阪で誕生し、三大少女歌劇のひとつとして、宝塚歌劇団、姉妹劇団のSKD(松竹歌劇団)とともに、日本のレビュー文化を牽引してきた劇団です。2022年には劇団創立100周年を迎えますが、その記念すべき年を前に、楊琳さんが新トップスターに就任しました。

今回の公演では、2019年の「レビュー春のおどり」の『STORM of APPLAUSE』の作・演出・振付を手がけ、好評を博した平澤智さんが洋舞レビューを作りあげます。東京での楊さんのお披露目公演となる新橋演舞場での公演に先立ち、2021年6月12日(土)〜20日(日)には大阪松竹座で上演され、大いに盛りあがりました。

この日の会見で楊さんは、「観に来てくださるお客さまのために劇団員一同、団結して、今後に向かって歩んでいきたいと思います」と挨拶。

トップスターに就任した思いを、「100周年のトップも迎えるということでただならぬ責任感を感じております。ですが、その責任感に潰されず、どれだけOSKの魅力を伝えられるかということに集中して、全身全霊で全うしたいと思います」と語り、「魅力的な劇団員がたくさんいるので、私だけでなく、いろいろな劇団員を知っていただけるように、そしてOSKの名前がもっともっと認知度があがり、いつかは世界で公演できるように、劇団員一同、フルパワーで頑張ってまいりたいと思います」と力を込めました。

また、前トップスターの桐生麻耶さんからは「自分らしく笑顔を絶やさず」という言葉をかけられたそうで、「私らしくはまだ模索中ではありますが、笑顔には力があると思うので、常に笑顔を忘れずにいたいと思っています」と微笑みました。

 

一方、娘役のトップスターである舞美さんは「楊さんがトップスターに就任され、OSKは新体制となりました。私も心新たに、新しいスタートがきれますよう、気持ちを込めて挑みたいと思います」とコメント。同じく娘役トップスターの千咲さんは「たくさんの方に感動とエネルギー、そしていろいろな力を与えて、多くの方に楽しんでいただけたら嬉しいと思います」と思いを寄せました。

 

今回の「レビュー夏のおどり『STARt』」は、コンテンポラリーダンスやコメディーショー、ラインダンス、オールドミュージカルメロディーなど見どころもたくさんあります。改めて楊さんは「すべてがきちんと盛り込まれているので、とてもパワフルな、迫力満載の見どころだらけのパフォーマンスになっていると思います。(見どころがいっぱいなので)お腹いっぱいになってしまうかもしれませんが、いいところで抜きが入っているのでカジュアルに楽しめるレビューショーになっていると思います」とアピールしました。
さらに、2幕ともに洋舞で構成されていることから、楊さんは「体力が持つかなとか心配したんですが、6月に松竹座で上演させていただいて、2部とも洋舞というのはお客さまに楽しんでいただけるんだなという手応えを感じたので、東京のお客さまに向けてさらに楽しんでいただけるようパワーアップしてまいりたいと思います」と意気込みました。

舞美さんは、本作の見どころを「この状況下だからこそという場面が冒頭のオープニングに含まれています。平澤先生がメッセージ性のあるものを作ってくださいますが、歌詞もダイレクトにちりばめられているので、一緒に感じていただけたらいいかなと思っています」と説明。千咲さんも「1つの作品で何作品も観たという感覚を味わっていただけるんじゃないかなと思います。皆さんが知っていらっしゃる曲もたくさんあるので、そういう意味でも楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています」と述べました。

さらに、創立100周年という大きな節目を2022年に控え、「今、在団できているのは奇跡だと思っています」と話す楊さん。「ですが、100周年はゴールではない。新たなるスタートです。これから先にもどんどんバトンを引き継いでいけるよう、劇団としても自分自身としても体力をつけていかないといけないなと感じております。ずっと続いて、いろいろな方の夢を叶えられるような存在であり続けたいなと思っております」と真摯に語りました。

会見の最後に、楊さんは、改めて「この状況下だからこそ見に来ていただきたい、お届けしたい思いがたくさんあります。それを、ぜひ劇場に足をお運びいただいて、感じていただきたいと思います。夏をもっともっと熱く、暑い夏にできるよう、劇団一同、一丸となって皆さまに生きる力を観ていただきたいと思います。私たちと一緒に夏を楽しんでいただきたいと思います」とファンに向けてメッセージを贈りました。

 

【公演概要】
■タイトル
新橋演舞場8月公演 OSK日本歌劇団 レビュー夏のおどり『STARt』
■日程・会場
2021年8月5日(木)〜8月8日(日) 新橋演舞場
■作・演出・振付 平澤智
■音楽 斉藤恒芳 岩崎廉 竹内聡 湖東ひとみ
■振付 KAORlalive SHUN 中山菜
■美術 松井るみ
■照明 石原直盛
■音響 松竹ショウズスタジオ
■衣裳 松竹衣裳
■振付助手 Naomi
■歌唱指導 斉藤亜子
■舞台監督 出口勇作
■制作 松竹株式会社 OSK日本歌劇団
■製作 松竹株式会社

■観劇料
S席(1・2階) 9,500円/A席(3階) 5,000円
■チケット受付
チケットホン松竹(10:00〜17:00)
ナビダイヤル 0570-000-489 または03-6745-0888

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■チケットに関する問い合わせ
チケットホン松竹 0570-000-489

(2021,07,13)

photo&text:Maki Shimada

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