2022年3月から4月にかけて、東京・東京芸術劇場シアターイースト、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて、芸能生活30周年を迎えた朝海ひかるさん主演『サロメ奇譚(仮)』の上演が決定!!

オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』はこれまで多くのアーティストの創作意欲を刺激し、オペラ、バレエ、映画、舞台などの様々なジャンルで上演され、またサロメを原作とした多くの翻案作品が作られてきました。
今回脚本を手掛けるのは、主宰する演劇ユニット「ブス会*」を始め、近年では TV ドラマの脚本にも活躍の場を広げ、現代を生きる女性を独自の観察眼で描き出すペヤンヌマキさん。

演出は、劇団文学座に所属し 2013 年に初演出以降、多くの劇団内外作品にて演出を担当する新進気鋭の稲葉賀恵さんが手掛けます。

王女サロメはなぜ預言者の首を求めたのか。
若さゆえの無垢な欲望なのか、心に潜む闇の現れなのか、それとも―。
サロメの奇怪な望みを謎解くべく、彼女の生い立ちと彼女を取り巻く家族に焦点をあてながら、リアリティある等身大の女性としてサロメを描きます。
王女サロメ役は、1991 年に宝塚歌劇団月組公演「ベルサイユのばら」で初舞台を踏み、芸能生活 30 周年を迎えた朝海ひかるさん。

宝塚歌劇団退団後は、ミュージカルのみならず、ストレートプレイや映像作品など活躍の場を広げてきた朝海ひかるさんの30 周年から次の31周年目の芸能生活に向けて一歩を進みだすスタートの作品です。
共演には、サロメの母親に、劇団「ナイロン 100℃」に所属し、舞台を中心に映像やナレーション、コラムニストとしても幅広く活躍している松永玲子さん、地下牢に幽閉されている預言者には、近年 2.5 次元ミュージカルで注目を浴びストレートプレイや朗読劇など新たなジャンルで活躍の幅を広げる若手俳優の牧島輝さん、ユダヤの王でありサロメの義父を演じるのは、テレビドラマや映画を中心にコミカルな役どころから味のある名脇役として活躍するベンガルさんと実力派キャストが揃います。

 

朝海ひかるさんは上演について「この度、私の芸能 30 周年記念公演の演目には何が面白いか…演出の稲葉さんにお願いした所、いくつか挙げてくださりその中の一番最初に挙げてくださった戯曲が『サロメ』でした。私も何度か拝見しているこの作品ですが、サロメが「少女」という事もあり、完全に一観客として観劇してました。「今の私」が表現できる『サロメ』を脚本のペヤンヌさんがどう炙り出すか、稲葉さんがどう演出されるか。とても楽しみでなりません。皆様、目撃者となり様々なモノを感じて頂けたら、この上ない周年公演となります。劇場でお待ちしております」

とコメントを発表。朝海ひかるさんが魅せる新しいサロメ、ぜひ注目ください。

 

【公演概要】
■タイトル 『サロメ奇譚(仮)』

■日程・会場

東京公演:2022 年 3 月中旬 東京芸術劇場 シアターイースト

大阪公演:2022 年 4 月上旬 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

■原案  オスカー・ワイルド『サロメ』
■脚本  ペヤンヌマキ
■演出  稲葉賀恵(文学座)

■出演

朝海ひかる 松永玲子(ナイロン 100℃) 牧島 輝 ベンガル ほか

■公式ホームページ

https://www.umegei.com/schedule/981/

(2021,06,11)

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