OSK日本歌劇団「レビュー 春のおどり」取材会が、2026年4月24日(金)に行われ、翼和希さんと千咲えみさんが、東京・新橋演舞場での公演に向けた思いを語りました!!

 

OSKの春の風物詩である「春のおどり」。1926年に第一回「春のおどり」が開催されてから100周年の記念となる今年は、京都・南座で4月19日まで上演ののち、東京・新橋演舞場で4月30日(木)~5月5日(火・祝)の期間に上演されます。

今年度の公演は、和物ミュージカルと洋物レビューの豪華二本立て。第一部『たまきはる 命の雫』は、シェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』の世界を古代ヤマトの時代に映し、切なくも美しい愛の物語が描かれます。

 

同作について、翼さんは、「元となる『ロミオとジュリエット』は(上演するのに)3時間かかりますが、それを1時間にしているので、知っているけれども観たことがないという方にも観やすいのではないかと思います。重要な場面を繋ぎ合わせて、いろいろなものをそぎ落としてシンプルに観ていただけます」と説明。

続けて、「今回は、古代ヤマトに時代を移しているので、所作も踊りも日本的になっています。ミュージカルではありますが、ちょんぱで幕を開けるので(暗転から一気に明るくなる演出)、物語の導入も魅力的です。キャラクター一人ひとりに感情移入していただける作品になっています。もちろん、盆やセリ、花道を駆使した演出もあり、皆さまを古代ヤマトの時代に誘える作品になっていると思います」とアピールしました。

 

第二部『Silenphony‐サイレンフォニー‐』は、「ダンスのOSK」にふさわしい情熱とエネルギーに満ちた躍動感あふれるレビューを展開します。

第二部の魅力を千咲さんは、「舞台が好き、踊りが好きという方にも、初めてのレビューという方にも観やすく、でもきちんとしたレビューの形にのっとっているので、新しいレビューとして一歩踏み出せるものになっていると思います。OSKが大事にしているラインダンスや、男役さんのフィナーレもあるので、従来のお客さまにも楽しんでいただけます。それから、今回は群舞も多いですし、歌もなく、踊りだけで魅せるシーンもございます」と語りました。

 

タイトルは、「Silence(静寂)」と「Symphony(交響曲)」を組み合わせた造語ですが、翼さんは「オープニングは無音ダンスから始まって、徐々に音が生まれていって、Symphonyとなって、群舞になって、そこから急にインド映画になって…と緩急がはっきりしています」と話します。

翼さんが「インド映画」と話した群舞のシーンは、華やかで笑いにあふれた場面となっているそうで、千咲さんは「翼和希の一番の見せどころだと思います」と太鼓判を押します。

 

 

翼さんも「14年越しの夢が叶った場面なんです。ずっと髭をつけることが夢でした。若いお役をいただくことが多い13年間でございましたので、ここぞとばかりに髭をつけています。ぜひ、そのインド映画のシーンは声を出して大いに笑っていただけたら嬉しいです」と笑顔で語りました。

 

100周年を迎える「春おどり」。改めて、翼さんは「OSKが100周年を迎えたとき、そのすごさと重みについて改めて考える機会をいただきましたが、今回、演目が100周年を迎えるということは私にとっても印象的です。歌劇団や劇場の100年も大変すばらしいことですが、演目が100周年を迎えるというのは本当にすごいことです。時代が変化する中で、守り続けてきたというのは、並々ならぬお力添えや尽力があってのことだと感じました」と話し、「今回は、『春おどり』というロゴも第1回目の公演と同じものを起用させていただきました。これまでの100年間の歴史を共有できる素敵な機会をいただけたのではないかと思っています」と思いを寄せました。

 

一方、千咲さんも「こうして上演できることはとても光栄なことだと思います。歴史ある『春おどり』ですが、令和の時代にぴったりな、今のメンバーでしかできないものになっていると思うので、新しいものとして観ていただけたらと思います」と述べました。

 

【公演概要】
■タイトル
OSK日本歌劇団 「レビュー 春のおどり」
■日程・会場
2026年4月30日(木)~5月5日(火・祝) 新橋演舞場
■演目
第一部 「たまきはる命の雫」 作・演出 北林佐和子
第二部 「Silenphony‐サイレンフォニー‐」 作・演出・振付 平澤智

(2026,04,27)

photo&text:Maki Shimada

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