新作オリジナルミュージカル『ニコラ・テスラ ~エジソンが恐れた孤高の天才~』稽古場披露&会見が2026年8月20日(木)に開催され、海宝直人さん、成河さん、濱田めぐみさん、昆夏美さん、作曲・歌詞のニック・ブッチャーさん、脚本のロジャー・ディッパーさん、翻訳・演出の下平慶祐さんが登壇しました!!

 

本作は、19世紀末に世界を変えた天才発明家、ニコラ・テスラの半生を、幻想と現実が交錯する物語として描くミュージカルです。交流vs直流の熾烈な戦いや電気の未来をめぐる陰謀と策略、孤高の天才が夢見た「世界に自由なエネルギーを」という幻想と、それを囲む現実を、ドラマチックかつ革新的な電子音を融合させた音楽と、幻想的な舞台美術の融合で紡ぎ出します。

この日の取材では、3曲の楽曲が披露されました。最初に、「自分の人生は自分が描く」というメッセージを届けるナンバー『あなたの物語』が歌唱されました。濱田さんの包み込むような温かさとソウルフルでパワフルな歌唱が海宝さんが演じるテスラの魂を揺さぶり、突き動かすターニングポイントとなる楽曲です。

続いて、『特許の取得』です。アップテンポでコミカルなナンバーで、成河さんと昆さんの息の合った掛け合いが見どころです。

そして、最後にテスラの頭の中に広がる夢と覚醒を描く、エネルギッシュでアップテンポなナンバー『稲妻走る頭脳』を披露。ロックポップス調の躍動感あるナンバーは、海宝さんの伸びやかな歌声と、成河さん、濱田さん、昆さんのコーラスが重なり、圧巻の1曲となっていました。

 

プロデューサーのアイディアをもとに、完全オリジナルで作られたという本作。ニックさん、ロジャーさん、下平さんをはじめとしたクリエイター陣とイギリスのキャストによって、ロンドンでワークショップを重ねて作り上げてきたと言います。

 

下平さんは「長い時間をかけて話し合いを重ねてきました。エジソンのライバルとも言われるニコラ・テスラの一生涯とそれを取り巻く人々の物語となっております。それをたった四人のキャストでお見せしていきます」と説明。続けて、「実は、ニコラ・テスラは『3』という数字をすごく大事にしていた人間なんです。なので、ロンドンのワークショップの中でも、4人で『3』という数字をどう大事にするのかをかなり議論しました。その結果、僕たちはニコラ・テスラと3つの人物を大事に構成させていただきました。今回、3人にはいろいろな役柄を演じていただくのですが、3人それぞれ違う何かを象徴する役柄を(複数)演じています。何を象徴するのかは、ぜひ観て感じていただければと思います」と説明しました。

 

ニコラ・テスラを演じる海宝さんは、「日々、稽古、稽古です」とゼロから作り出す苦労を口にしながらも、「才能のある皆さんが集まっていて、それぞれに思うこと、意見をざっくばらんにぶつけ合いながら稽古できる空間です。これは新作を作る上では、とっても必要なことです。妥協なくいいものを作ろうと戦っております。下平さんの演出ビジョンが実現した日には、きっと誰も見たことがない、新しいミュージカル作品が誕生するのではないかと感じて、みんなで日々、頑張っておりますので、期待していただけたらと思っています」と思いを語りました。

 

また成河さんは「産みの苦しみとよく言いますが、今、本当に苦しんでいます(苦笑)。実は、一昨日の稽古で、かなり大胆な構成の変更があったんです。なので、どんな台本になっているのかドキドキしています。とにかく、クリエイター陣三人の絆がすごくいい。本当に意見を言い合いながら作っているので、僕たちも意見を言わせていただいて。今日、その2人がまた新しい構成をした台本をくれるので、頑張ります」と意気込みました。

 

濱田さんは「私もついていくので精一杯。新しく変わったことを体に取り入れることができたなと思ったら、またすぐ変わっていく。それは、オリジナル作品ならではのことだと思います。でも、そうやって演出の下ちゃん(下平さん)のビジョンに確実に近づいていっています。私は、一番『分からない。どういうことですか?』と聞いていると思いますが、彼がものすごく細やかに、深く、説明してくれ、ブレずに立っていてくれるので、そこに向かって歩けている状態です」と稽古の様子を話しました。そして、「今、必死に完成を目指しながらまっすぐ上に上がっている最中です。とにかく、展開も稽古のスピードも早いんですよ。物語が進むのもめちゃくちゃ早い。なので、我々がそれをこぼさずに、皆さまに丁寧に、どれだけお伝えできるのかがキーだと思います。出来上がった作品は、今までにないミュージカルになると思うので、ラストスパートをかけて必死で頑張ります」と力を込めました。

 

昆さんは、「この夏は、このみんなでずっと『ニコラ・テスラ』に向き合ってきたという感覚があります。今、作っては壊して、作っては壊してというように、刺激的な創作期間を過ごしています。世の中には素晴らしい作品がたくさんありますが、こうして作っては壊してを続けて作品が出来上がるのだと思うので、この作品も初日には皆さまに『観てよかった』と思っていただける作品になると思います。演出の下平さんが突き進んでくださっているのが、我々キャストとしても本当にありがたい。このまま一緒に突き進んで、初日を迎えたいと思います」とコメントを寄せました。

 

最後に海宝さんは、改めて「スピード感もあり、エネルギーに満ちた作品です。出演者は4人ですが、劇場がパンパンになるようなエネルギーに満ちた公演になると思います。ぜひ皆さま、楽しみにご来場いただけたらと思います」と呼びかけて、会見を締めくくりました。

 

【公演概要】
■タイトル
ミュージカル『ニコラ・テスラ ~エジソンが恐れた孤高の天才~』
■日程・会場
東京公演:2026年9月6日(日)~9月29日(火) 紀伊國屋ホール
大阪公演:2026年10月3日(土)・10月4日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
■音楽・歌詞 ニック・ブッチャー
■脚本 ロジャー・ディッパー
■演出・翻訳 下平慶祐
■出演
海宝直人、成河、濱田めぐみ、昆夏美

(2026,08,24)

photo&text:Maki Shimada

#NorieM #ノリエム #ニコラテスラ #海宝直人 さん#成河 さん #濱田めぐみ さん #昆夏美 さん