ジャニーズJr.の次代を担う実力派グループ「Travis Japan」が東京・新橋演舞場での初主演を務める舞台『虎者-NINJAPAN-2020』が10月10日(土)開幕しました。

初日直前となる同日日中にはゲネプロが公開され、Travis Japanの宮近海斗さん、中村海人さん、七五三掛龍也さん、川島如恵留さん、吉澤閑也さん、松田元太さん、松倉海斗さんを中心に本番さながらの熱い芝居を披露しました。

 

ジャニーズの中でも特に一糸乱れぬダンスとダイナミックなパフォーマンスが魅力のTravis Japanは、2019年11月にグループ単独主演全国公演『虎者-NINJAPAN-』を初演して大盛況のうちに幕を下ろしました。

そして今年は、東京・新橋演舞場に場所を移して、さらにパワーアップしたノンストップの舞台を繰り広げます。

新橋演舞場にとってもコロナ禍の影響でしばらく各種公演を中止していましたが『虎者』が225日ぶりの公演再開となります。

この公演のゲネプロの模様をお伝えします。

兄弟設定であるTravis Japan 7人の父親(長谷川純さん)がカゲロウ(松田リマさん)ら極悪集団に囚われてしまい、息子たちは敵と戦いながら父を救いに行くというストーリー。

敵との戦闘シーンを、刀を使ったダンスや光るスティックを手にして踊るタップダンス、UVライトを取り入れたパフォーマンス、そして映像マッピングとトランポリンを組み合わせたパフォーマンスで表現していくのですが、どの場面もレベルが高く、手に汗握る激しさとなっていました。なお本公演の構成・演出は滝沢秀明さんが務めています。

本編終了後はノンストップでSHOWTIMEへ。ジャニーズの屋良朝幸さんが振付に参加したSHOWTIMEではきらきらと輝くスーツ姿からストリートファッション風の衣裳まで次々と着替えながら息つく間もなく歌い踊るTravis Japan。

彼らの十八番ともいえる全員が指の先まで揃えて完璧な動きを見せる群舞の数々は圧巻の一言でした。

ゲネプロ後行われた会見では。Travis Japanが飛沫防止のアクリル板に挟まれた状態で登場。

新橋演舞場にとっても劇場再開225日目という本日。宮近さんは「僕らも全員が新橋演舞場に立ち、しかもお客さんとここで会うのも初めて。いい意味で僕らが台風の目となって渦を巻いていろいろなところに羽ばたいていきたい」と力強くコメント。

松田さんは「ジャニーズに入る前『滝沢歌舞伎』か『滝沢演舞場』を観ました。滝沢くんがあのあたりからふわっと“フライヤー”で出て……」と口にすると、すかさず他メンバーから「“フライング”だね。フライヤーなら唐揚げになってしまう(笑)」とツッコミが入り一同大笑い。
一方、松倉さんは「『滝沢歌舞伎』の時はこれまで客席からしか観た事がなかったので、今初めてこの舞台に立ったので自分の魂が燃えたぎっています」と発言。燃えた戯るという表現に皆笑いが納まらない状態でした。
「僕が新橋演舞場で『滝沢歌舞伎』などを観に来た時、ジャニーさん(故ジャニー喜多川氏)が鰻をごちそうしてくれるんです。だから(演舞場は)鰻が食べられるところ、という印象があって(笑)」と宮近さん。

「今回も力を付けたい時には鰻を頼んで食べたいです。そして、鰻のようにお客さまにも力を与えられるTravis Japanでありたいです」とくったくのない笑顔を見せていました。

ちなみに演出を手掛ける滝沢さんに「舞台上でかっこよく見せるコツなど教わったか?」と聴かれると七五三掛さんが「主演っぽい立ち方を教えてもらいました」とその場で立ち方を再現、その上で「昨年メンバーはそれぞれソロコンサートをやったので、自信を持っていいよと言われました」とあたたかい言葉をいただいたそうです。

そんなTravis Japanを鍛え励ましながら構成・演出を務める滝沢さんのコメントを最後にご紹介します。

 

■滝沢秀明さんのコメント

コロナウイルスという未曾有の災禍にあり、本公演を上演するか否か、関係各所と幾度も話し合い、エンターテインメントの灯を絶やすことはしない、という決断をいたしました。

今、私たちがエンターテインメントを上演することで、少しでもその素晴らしさを感じていただけたら嬉しく思います。

ここ新橋演舞場は私にとって特に思い出深い劇場です。Travis Japanの7人が初主演の新橋演舞場で輝き、大きく飛躍していくことを強く願います。今回は芝居からSHOWTIMEまで休憩無し、ノンストップの構成となりました。Travis Japanの熱いエネルギーをお届けします。

ライプ配信も決定しました。今回、公演に来ることのできなかったファンの皆さまにも『虎者』のさらなる進化をご覧いただき、Travis Japanに大きな声援を送っていただければと思います。

舞台『虎者-NINJAPAN-2020』は10月27日まで東京・新橋演舞場にて上演されます。

 

【公演概要】

■タイトル 舞台『虎者-NINJAPAN-2020』

■日程・会場

2020年10月10日(土)〜10月27日(火) 新橋演舞場

■Eternal Producer ジャニー喜多川
■構成・演出 滝沢秀明
■出演

Travis Japan(宮近海斗 中村海人 七五三掛龍也 川島如恵留 吉澤閑也 松田元太 松倉海斗)
佐藤新 影山拓也 基俊介 鈴木大河 横原悠穀/松田リマ/長谷川純

 

「Johnny’snet オンライン」 でのオンライン配信決定!!
■配信日時 2020年10月26日(月) 13:00 ~/18:00~
■視聴チケット販売期間
<申込み期間>2020年10月5日(月) 18:00~2020年10月11日(日)12:00まで
※本受付は事前申込・ 抽選制となります。
<抽選結果発表>2020年10月16日(金)予定
■視聴チケット料金
一般:4,000円(税込) 詳細は 「Johnny’snet オンライン」にてこ確認ください。

(2020,10,12)

photo:オフィシャル提供/text:Saki Komura

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