堂本光一さん主演のミュージカル『Endless SHOCK-Eternal-』が2月4日(木)から開幕します。初日前日には本作の会見とゲネプロが披露され、会見では主演そして作・構成・演出を務める光一さんと、上田竜也さん、越岡裕貴さん、松崎祐介さん、梅田彩佳さん、前田美波里さんが出席して今の心境を語りました。

20年以上に渡り上演されてきた『Endless SHOCK』が、今年は新型コロナウイルス対策を施したスピンオフ作品として上演されます。光一さんはこの事について「いろいろ誤解を招くかもしれませんが、自分の覚悟としては、もう本編はもしかしたらできないかもしれないという思いのなか、明日幕を開けます」と並々ならぬ決意を表明。
そしていつかはもう一度本編を……と期待する声には「分からないですね。それができるよう、世界中が今、乗り越えなきゃいけない時だと思うんです。前回の緊急事態宣言の時もそうでしたけど、日本は拘束力のない中できちんと成果が出ている。そこは誇りに思うべきで、ソーシャルディスタンスと言っていますけど、気持ちは今までになく一つになるべきなんじゃないか」と語りつつも「こういう言い方をすると誤解を招くかもしれませんが、私の年齢も年齢なので、ちょっとしんどい(笑)」と素直な本音を漏らしていました。

「映画版をご覧になった後で舞台をご覧になる方もいると想定して作っています」とさりげなく映画のPRをする光一さんに、映画版では階段落ちの場面が終わるとやおらトイレに行こうとする観客が多いという話が振られると「知らねえよ!!始まる前にトイレ行っておけよ!!階段落ちを観るとトイレに行きたくなるんでしょうかねぇ」と苦笑いを浮かべる光一さんでした。

稽古中の思い出話に話が及ぶと待ってましたとばかりに松崎さんが口を開きます。「光一くんは毎年お年玉をくださるんですが、ある日の稽古場でハッと自分のテーブルの上を見たらピン札の一万円が裸で置かれていました」と暴露。これには光一さんが「ちゃんと袋に入れたほうがいいんでしょうけど、ちゃんとするのが照れくさいんです。いつもテーブルの上に置いたり、マツ(松崎さん)のところだけ置かなかったり(笑)」と笑顔。
ところが梅田さんにはお年玉が置かれてなかったそうで「忘れてたわ!!」と光一さんが叫ぶと「お年玉くださーい!!」と梅田さんが笑顔でアピールしていました。

上田さんは昨年大阪で上演した本作と、映画版、そして帝劇公演とかなり長い期間光一さんと共に本作を作ってきたことで光一さんとの仲について聴かれると「もはや友達のよう。もちろん仕事の時は光一くんって呼ぶんですが、ちょっと調子に乗ると“光一”って呼んでます」とニヤリと笑っていました。

ゲネプロ終了後の挨拶では光一さんの口から驚きの発言が飛び出しました。
「どこかのシーンで私、ズボンが裂けました!!」その瞬間キャストたちは皆「えーっ!!」と大騒ぎ。「昔、長瀬智也が『アンダルシアに憧れて』を歌った時こう(腰を深めに)おろしたらズボンが裂けまして」と親友のネタも披露しつつ、「今、最大に(体重が)重いので裂けたんでしょうね。60㎏あるんですよ」最後は少し斜めに構え、衣裳の隙間からお尻をアピールしつつ「俺のエターナル!!」とキメて挨拶をしめていました。

ミュージカル『Endless SHOCK-Eternal-』は3月31日まで東京・帝国劇場にて上演されます。

 

【公演概要】

■タイトル ミュージカル『Endless SHOCK-Eternal-』
■日程・会場 2021年2月4日(木)~3月31日(水) 帝国劇場
■エターナル・プロデューサー ジャニー喜多川
■作・構成・演出・主演 堂本光一
■出演

上田竜也
越岡裕貴 松崎祐介
寺西拓人 高田翔 椿泰我 松井奏
石川直 梅田彩佳
前田美波里

■公式ホームページ https://www.tohostage.com/shock/

(2021,02,04)

photo&text:Saki Komura

#NorieM #NorieMmagazine #ノリエム #EndlessSHOCK #堂本光一 さん