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ミュージカル『東京ラブストーリー』製作発表が2022年8月2日(火)に東京都内で行われ、柿澤勇人さん、笹本玲奈さん、夢咲ねねさん、濱田龍臣さん、唯月ふうかさん、熊谷彩春さん、綺咲愛里さん、高島礼子さん、音楽を担当するジェイソン・ハウランドさん、演出の豊田めぐみさんが登壇しました!!
本作は、1991年に大ブームを巻き起こし、日本のみならず、アジア諸国でも今なお絶大な人気を誇る漫画を原作としたオリジナル・ミュージカル。原作ではバブル時代の東京を舞台にしていますが、ミュージカル版では設定を2018年春から2019年春に置き換え、コロナ禍前の東京で希望を持って暮らす永尾完治、赤名リカ、三上健一、関口さとみの4人を中心とした恋愛模様を描きます。
また、今回の公演では、永尾完治、赤名リカ、三上健一、関口さとみの4役は2チーム制のダブルキャストで上演。大人で成熟した恋愛模様を魅せる＜空キャスト＞は柿澤さん、笹本さん、廣瀬友祐さん、夢咲さんが、フレッシュで向こう見ずな恋物語を描く＜海キャスト＞は濱田さん、唯月さん、増子敦貴さん(GENIC)、熊谷さんが演じます。
初めに、音楽を担当したジェイソン・ハウランドさんが「日本の皆さんとこの物語、この作品のスコアを分かち合えることを楽しみにしています」と挨拶。そして、「色々な不安を抱える若者が、成長して大人になっていく過程を大切に思っていたので、冒頭では早いリズムの音楽が出てきて、物語が進むにつれて成熟した音楽が出てくると思います」と今作の楽曲を作る上でのポイントを明かしました。
演出の豊田さんは「脚本の佐藤万里さんとともに、漫画でもなく、ドラマでもない、舞台ならではのものを作り出そうと何度も話し合いをしました。昨日、1週間のワークショップを終えたのですが、その中でも話し合いをして、また毎日変えてきました。この9月の終わりから稽古が始まりますが、そこに向けて大きなステップを作ることができました。キャストの皆さんと一緒にこれからどんなものができるか私も楽しみですし、“舞台”の『東京ラブストーリー』を作り出そうと思っています」と思いを寄せました。
会見で柿澤さんは、「(最初にお話を聞いた時は)どうなっちゃうんだろうというワクワクがありました。カンチが歌うの？って」と話しながらも、「数年前に『デスノート』のミュージカル化に携わった時も同じような現象があって。夜神月が歌うの？どうなっちゃうの？という声がたくさんありました。でも、数年経った今、日本では何度も再演を繰り返すことができましたし、現在、韓国では連日ソールドアウトする人気作品に成長しています。この『東京ラブストーリー』も成功させて、いつか海外に進出できるような作品にしたいと思います」と意気込みました。
また、笹本さんは「昨年末に空チームで読み合わせをしたんですが、ものすごく面白かった。同じ女性として、リカにもさとみにも感情移入ができるし、前向きになれる作品だと思いますので、ますます楽しみになりました。世界で初めて1から作りあげるミュージカルに出演できることが嬉しく思いますし、稽古がすごく楽しみです」、夢咲さんは「このメンバーで、今しかできない『東京ラブストーリー』になると思い、私自身も早く稽古に入りたいと楽しみです」と笑顔を見せました。
そして、「ミュージカル経験が浅くて…」と緊張気味に話す濱田さんは「カンチをやらせていただく期待やプレッシャーを痛感していますが、だからこそ、期待をいい意味で裏切れるように精一杯努力していきたいと思います」と力を込めました。
さらに、唯月さんは「きっと色々な世代の方に観ていただいても共感できる部分が大きいんじゃないかと思います。ぜひ楽しんでいただけたら」、熊谷さんは「ミュージカル版ならではの『東京ラブストーリー』になるんじゃないかとワクワクしています」とコメント。
空キャスト、海キャストともに長崎尚子役で出演する綺咲さんは「どういう形でミュージカルとして生まれるのか楽しみですし、素敵な皆さんとこの作品を作れるのがとっても楽しみです。どちらのチームとも関わらせていただくので、そこも楽しみながら演じたいと思います」、和賀夏樹役の高島さんは「歌が苦手と言っていましたが、皆さんの足を引っ張らないように頑張りたいと思います。たくさんの方に、（ドラマを初めて観た）当時の私が受けた感動を伝えられたらと思います」と思いを語りました。
なお、この日の会見では、作曲を担当したジェイソン・ハウランドさんによるピアノ演奏のもと、歌唱パフォーマンスも行われました。
それぞれの一日の始まりを歌った「この街で生きる」、カンチが冒頭に歌う「願いの星」、リカはカンチと、さとみは三上と離れることを決意した心境を歌う「私らしく」、カンチとリカのデュエット「この角を曲がれば」、みんなが一緒になって「もう我慢するのはやめよう」と歌う「声をあげよう」の5曲が披露され、作品の世界観が堪能できる製作発表となりました!!
【公演概要】
■タイトル
ミュージカル『東京ラブストーリー』
■日程・会場
東京公演：2022年11月27日(日)～12月18日(日) 東京建物Brillia HALL
大阪公演：2022年12月23日(金)～12月25日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
愛知公演：2023年1月14日(土) 刈谷市総合文化センター大ホール
広島公演：2023年1月21日(土)～1月22日(日) JMSアステールプラザ大ホール
■原作 柴門ふみ「東京ラブストーリー」（小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊）
■音楽 ジェイソン・ハウランド
■脚本・歌詞 佐藤万里
■演出 豊田恵
■出演
＜空キャスト＞柿澤勇人、笹本玲奈、廣瀬友祐、夢咲ねね
＜海キャスト＞濱田龍臣、唯月ふうか、増子敦貴(GENIC)、熊谷彩春
高島礼子、綺咲愛里、永野亮比己、引間文佳 ほか
■主催 フジテレビジョン、ホリプロ
■企画制作 ホリプロ
■公式ホームページ
https://horipro-stage.jp/stage/love2022/
■公式Twitter
(2022,08,03)
photo&text:Maki Shimada
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