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舞台『ボーイング・ボーイング』の取材会が2022年4月25日(月)に東京都内で行われ、福田悠太(ふぉ～ゆ～)さんと室龍太さんが出席しました!!
本作は、フランスの劇作家マルク・カモレッティが書いた戯曲で、1960年にパリで初演。以降、世界中で幾度となく再演され、日本でも何度も上演された人気コメディです。モテない男・ロベールが、二枚目のモテ男・ベルナールの家を訪れたことから巻き起こるドタバタ劇を描きます。ロベールを福田さんが、ベルナールを室さんが演じます。
福田さんと室さんは、これまで同じ作品に出演した経験はあるものの、チームが違ったことから同じステージには立ったことはありません。そのため、今回が、本格的な初共演となります。福田さんは「一緒に濃い作品をやれたらいいなと思っていたので、今回、お話をいただけてよかったです。第一印象は“とてもいいやつ”なので、楽しくやれそうだと思って稽古に入ったら、本当にいいやつだった。いい作品になると思います」と共演への思いを語りました。そして、室さんも「絶対に優しい人だと思っていたので、何の心配もありませんでした。楽しく、一緒にお仕事できたらいいなと思っています」と笑顔を見せました。
今回、室さんは3人の婚約者がいるというモテ男役。室さんは「(演じるベルナールとは)真逆です、僕、全くモテないんで。そもそも人見知りなので、“爆モテ”というのが想像できない」と笑いました。今回の役作りでは「影響されやすいので、何かを参考にしていることはないけれど、できるだけオリジナリティを出していこうと思っています」と話します。
しかし、福田さんから見た室さんは「もともとモテ男」だと言い、「“僕、モテないんですよ”って言う、モテる技だと思います。その技を使う人は結構多いですが、(室さんは)それ。女子からの目に気付いていないフリをしているタイプだと思います。だから、(モテ男役を)自然に演じていますよ」とイジって、場を盛りあげました。
一方、今回はモテない男を演じる福田さんは、「僕は本当にモテないですよ。ふぉ～ゆ～の4人で、『誰が一番モテる？ モテない？』って指を指すゲームをやったときに、僕が一番モテないだった」と主張。これに室さんからは「無口そうに見えて、喋ってみると明るいし、冗談もポンポン言う。そのギャップがモテるポイントだと思います」という声もあがりました。
また、ベルナールのようなスリルに溢れた恋についてどう思うかと聞かれると、福田さんは「ご時世的にもモラル的にも絶対にやってはいけないことだと思いますが、もし、ベルナールの立場になったとしたら、1日で総崩れになると思います。うまく立ち回れる自信はゼロ。僕には無理です」と断言しながらも、「複数と付き合うということではなく、スリルのある駆け引きをするとかならいいかもしれない」と話しました。室さんも「僕も無理。嘘をつくのが下手なんです。すぐに顔に出ちゃう。だから、ベルナールみたいに誤魔化せない。それに、僕がしていることは相手もしていると思うので、そういう意味でも僕は絶対に浮気はしないです」と言葉に力を込めました。
ロベールとベルナールが、女性たちを相手に必死にその場を取り繕おうとドタバタする姿が笑いを誘う本作。福田さんは、「古典的で、何回観ても面白さに深みが出る作品です。日本でいうならばドリフ的な笑いもある。国境を越えた笑いがあります。今は、よくないニュースも多いので、それを拭うためにもエンタメは必要。だからこそ、今、こうした古典の作品をやる意味があると思います。これまで何度も上演され、色々な方が演じてきたからこそ、自分にしかできないロベールをやりたいと思います」と熱い思いを語りました。そして、「最後に踊れるコーナーも考えています。お客さんもみんなで同じ振り付けを踊って、会場が一つになって盛りあがれたら」と呼びかけました。
室さんは、「僕は基本的に普段は関西弁なんです。でも、今回はキザな役なので標準語。普段とは全く真逆の僕を見て楽しんでくれたらいいなと思います」とアピールしました。
キスシーンも多い本作ですが、福田さんは「今回は僕たちなりの演出になっています。ポップで、次のキスシーンが見たいという演出になると思います。ファンの方にはドキドキしてもらいたい」とのこと。期待が高まります!!
【公演概要】
■タイトル
舞台『ボーイング・ボーイング』
■日程・会場
東京公演：2022年5月14日(土)～5月29日(日) 自由劇場
京都公演：2022年6月3日(金 )～6月5日(日) 京都劇場
■作 マルク・カモレッティ
■演出 三枝孝臣
■上演台本 可児理華
■出演
福田悠太(ふぉ～ゆ～) 室龍太／大友花恋 飯窪春菜・愛加あゆ／松本明子
■公式ホームページ https://www.bbstage.jp
(2022,04,27)
photo:オフィシャル提供／text:Maki Shimada
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