2008年にイギリスで初演されローレンス・オリヴィエ賞など数々の賞を受賞した傑作、
アレクシ・ケイ・キャンベル作の『The Pride』が2022年7月に赤坂RED/THEATERにて上演されることが発表されました。
『The Pride』は1958年と2008年のロンドンが舞台。それぞれの時代にふたりのゲイの男性と、 彼らに深い関わりをもつひとりの女性が登場します。
同じ名前を持ち、それぞれの時代でまったく別人として描かれる彼らが、それぞれの時代や社会が作りあげた巨大な障壁を前に、自分自身を知ろうと努力し、自分に正直に生きたいと願う。そして目の前にいる人と深く関わりたい、繋がりたいと望みます。
ふたつの時代が交互に描かれることにより、それぞれの時代で彼らはどう社会と繋がっているのか──そして自分より前に生き た人々から何を受け継いでいるのか──。
「『The Pride』は、この演劇的な構造を借りながら「ゲイ」というテーマをストレートに描き、人間の「尊厳」について力強く訴えかけてくる作品です。そしてとても魅力的なラブストーリーです。最初にこの戯曲を読んだときに感じた興奮をいまだにはっきりと覚えています。今回の公演に集まってくれたメンバーたちと共にこの戯曲を深掘りし、登場人物たちの生き様に思いを馳せ、ひいては2022年に生きる我々の現在を見つめ直す作品にできればと思っています」とPLAY/GROUND Creationの代表を務め、『The Pride』演出を担当する井上裕朗さんのコメントも到着しました。
チケットの先行発売は5月16日(月)、一般発売は6月18日(土)。また、公演特設サイトも6月1日(水)に公開予定です。お見逃しなく‼︎
【STORY】
「あの夜、あなたがはじめて来たとき、何かが起きた。そうでしょう?」 1958年。シルヴィアは、仕事仲間のオリヴァーを自宅へ誘い、夫のフィリップを紹介する。
「その目は尊厳を求めてた。つまり聞いてもらうことを。声をもつ権利を。」 2008年。シルヴィアは、パートナーのフィリップにふられたオリヴァーをなぐさめ、二人をプライドパレードに 誘う。
二つの異なる時代を生きる、同じ名前をもつ三人。過去は亡霊となって現在に姿を現わし、現在は未来の亡霊として過去に姿を現わす。
「変化って信じる?──だってほら。すごく愛してる。心の底から。」
【公演概要】
◾️タイトル
PLAY/GROUND Creation #3『The Pride』
◾️日程・会場
2022年7月23日(土)〜7月31日(日) 赤坂RED/THEATER
◾️作 アレクシ・ケイ・キャンベル
◾️翻訳・ドラマターグ 広田敦郎
◾️演出 井上裕朗
◾️出演
・side-A(戯曲表記順/登場順)
オリヴァー:荒木健太朗
フィリップ:池田努
シルヴィア:陽月華
医者・男・ピーター:鍛治本大樹
・side-B(戯曲表記順/登場順)
オリヴァー:岩男海史
フィリップ:池岡亮介
シルヴィア:福田麻由子
医者・男・ピーター:山﨑将平
◾️チケット料金(全席指定席・税込)
一般:7,000円
U24:3,500円 (24歳以下・要身分証明証)
☆プレミアチケット: 10,000円
※前方センターブロック席確保
※パンフレット・特製クリアファイル付き
◾️チケット発売日
FC先行(抽選):5月16日(月)〜5月24日(火) 23:59
プレイガイド先行(先着):6月5日(日)10:00〜6月13日(月)23:59
一般発売:6月18日(土)10:00
◾️公式ホームページ
6月1日公演特設サイト公開予定
(2022,04,28)
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