舞台『巌流島』の初日前会見と公開ゲネプロが2023年2月9日(木)に、明治座で行われ、横浜流星さん、中村隼人さん、演出の堤幸彦さんが登壇しました!!

 

本作は、宮本武蔵と佐々木小次郎の有名な「巌流島(船島)」で繰り広げられた壮絶な戦いを、壮大かつ画期的なアクション時代劇として描き出す舞台です。新解釈、新設定のもとにマキノノゾミさんが新たに脚本を創り上げ、オリジナル新作として上演されます。本来は2020年に上演予定だった本作ですが、コロナ禍により中止になっていました。

 

会見で、宮本武蔵役の横浜さんは、「明日、初日の幕が上がります。新解釈、新設定なので、全く新しい形の『巌流島』ができたなと感じています。武蔵と小次郎の関係性には特に注目していただきたいです」と見どころを語り、「やるべきことはやってきたので、あとは役として舞台上で生きるのみだと思っております」と意気込みました。

 

一方、佐々木小次郎役の隼人さんは「このお話をいただいた時は、大先輩方が演じてきた役をどう演じようと思ったのですが、今回は、令和版『巌流島』で新解釈なので、佐々木小次郎と宮本武蔵の名を借りた新しい作品が出来上がったと思っています。1ヶ月、毎日稽古をしてきたので、その成果を明日からの初日に出せればいいなと思っています」とコメントしました。

 

横浜さんと隼人さんの印象を聞かれた堤さんは「私の舞台の作り方の特徴として、まず最初に若者チームを中心にしてみんなで作っちゃうんです。それから二人に見てもらって、ポコっとハマってもらう。それも、ただハマるだけじゃなく、そこから自分の魅力を出してもらうんです。(そうしてやってきたら)これが毎日変わる。二人の役に対する情熱や気合いが日々、力強くなってきている。演出家としてこういうドキドキワクワクはなかなかないことなので、楽しみにしています」と目を輝かせました。

 

また、演出については、「背景はデジタルでシンプルな世界を作っています。舞台上のギャグなども封印し、シリアスな人間ドラマです。二人がどう出会い、どういう過程を経て、なぜ対決するのかを上り詰めていきたいと思っているので、シリアスです。その意外性に期待してもらいたいですし、デジタルと人間力の究極の融合を目指したいと思います」と明かしました。

 

会見の最後に横浜さんは、「3年前に中止になってしまった作品が、いよいよ明日からスタートします。あの時の申し訳ない思いや悔しい思いをしっかりと晴らせるようにしたい。新たなキャストも加わって、確実にパワーアップした作品になっていると言えますので、期待して待っていてください」とアピールしました。

【公演概要】
■タイトル
舞台『巌流島』
■日程・会場
東京公演:2023年2月10日(金)~2月22日(水) 明治座
金沢公演:2023年2月25日(土)・26日(日) 本多の森ホール
新潟公演:2023年3月1日(水) 新潟県民会館
秋田公演:2023年3月4日(土) あきた芸術劇場 ミルハス
名古屋公演:2023年3月8日(水) センチュリーホール
神戸公演:2023年3月11日(土)・12日(日) 神戸国際会館こくさいホール
高松公演:2023年3月15日(水) レクザムホール(神奈川県県民ホール)
福岡公演:2023年3月18日(土)~3月27日(月) 博多座
■脚本 マキノノゾミ
■演出 堤幸彦
■出演
横浜流星 中村隼人 猪野広樹 荒井敦史 田村心 岐洲匠 押田岳 宇野結也 俊藤光利 横山一敏 山口馬木也 凰稀かなめ ほか
■公式ホームページ

https://ganryujima-ntv.jp

(2023,02,10)

photo&text:Maki Shimada

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舞台『巌流島』“バチバチにやり合う立ちまわりはもちろん、武蔵、小次郎の心の動きがグラデーションのように描かれるところが見どころです”

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