ジャンポール・ゴルチエ『ファッション・フリーク・ショー』の特別上演が、2023年3月19日(日)と3月21日(火・祝)に、ファッションとデザインの祭典「東京クリエイティブサロン2023」(TOKYO CREATIVE SALON 2023)にて行われました!!
『ファッション・フリーク・ショー』は、世界的ファッションデザイナーであるジャンポール・ゴルチエの生い立ちからデザイナーとしての半生を描いたランウェイ・ミュージカルです。
演出・衣裳をゴルチエ自身が手掛け、デヴィッド・ボウイや、ナイル・ロジャース「Le Freak」をフィーチャーした音楽にのせて、実際にパリコレを飾った200着を超えるオートクチュールで魅了します。
選りすぐりの代表作、そして人気作が惜しみなく登場するだけでなく、このショーのために書きおろされた新作デザインの数々も登場するので、見逃せません!!
振り付けは、マドンナやクリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ、ストロマエ、ミュージカル『レジスト』のダンスも手掛けたフランスの振付師、マリオン・モーティンが担当。コンテンポラリーからストリート、ジャズなど多岐にわたるダンスが作品を彩ります。
今回行われた『ファッション・フリーク・ショー』in TCSでは、オリジナルキャスト8名が急遽、来日し、街中でランウェイショーを披露しました。
パフォーマンスは『ファッション・フリーク・ショー』の本編から、聴き馴染みのあるCHICの「LE FREAK」の音楽に合わせて行われました。ショーが始まる前から、レッドカーペットの周りには多くの観客が押しかけ大賑わいの中でスタート。
ゴルチエのオートクチュールを身に纏ったキャストたちが、音楽に合わせてランウェイを歩きます。ダンスも交えたそのパフォーマンスに、観客からは大きな拍手が起こりました。
衣裳はいずれも、フェティッシュでアバンギャルドな洋服を多数送り出してきたジャンポール・ゴルチエらしいデザイン。
コルセットをつけたクマの着ぐるみや、メジャーを体に巻きつけたドレスなど、次々と目を引く衣裳が登場しました。さらに、マドンナのアイコニックなルックとしても知られる“コーンブラ”も登場し、観客を魅了しました。
中でも印象的だったのは、ボーダー柄のトップスを着た二人組のパフォーマンスです。ジャンポール・ゴルチエは、これまで数多くのボーダースタイルを発表しています。それゆえ、彼のデザインにボーダーは欠かせないもの。今回のショーでは、ボーダーの大きなTシャツを来た男性が、もう一人の男性と出会い、惹かれあい、一つのTシャツを二人で着てキスをするという、ロマンティックなワンシーンが繰り広げられました。
この日のショーは、わずか10分ほどのものでしたが、本編の華やかさや豪華さが十分に伝わるものでした。2023年5月19日(金)からの開幕に期待が高まります。
なお、日本公演のスペシャルゲストとして、水原希子さんと城田優さんが登場することも発表されています。
【公演概要】
■タイトル
ジャンポール・ゴルチエ『ファッション・フリーク・ショー』
■日程・会場
東京公演:2023年5月19日(金)~6月4日(日) 東急シアターオーブ
大阪公演:2023年6月7日(水)~6月11日(日) festival hall
■作・演出・衣裳 ジャンポール・ゴルチエ
■出演 招聘来⽇カンパニーキャスト
■⽇本公演スペシャルゲスト
⽔原希⼦ 城田優
※その他日本公演スペシャルゲストは後日発表
■公式ホームページ
(2023,03,22)
photo&text:Maki Shimada
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