喜劇『老後の資金がありません』初日前会見・ゲネプロが2023年1月31日(火)に新橋演舞場で行われ、渡辺えりさん、室井滋さん、宇梶剛士さん、羽場裕一さんが登壇しました!!

本作は、“老後の資金”をテーマに描かれた垣谷美雨さんのベストセラー小説を原作に、2021年に初演したコメディの再演です。

今回は、渡辺さんと室井さんがW主演し、原嘉孝さん、松本幸大さん(ジャニーズJr.)、長谷川稀世さん、宇梶さん、羽場さんらが出演。歌と踊り、そしてユーモラスで軽快なストーリーで魅せます。2023年1月28日(土)までの京都・南座での公演を終え、2月1日(水)からついに東京公演がスタートします。

 

会見で渡辺さんは「初演はとても評判が良く、元気が出たという声をいただいて、再演がすぐに決まりました。今回は、室井さんと元気に楽しくやっています。皆さんの鬱々とした気分を吹き飛ばすようなお芝居ですので、ぜひいらしていただければと思います」と挨拶。

 

舞台出演は8年ぶりという室井さんは、「南座さんも初めてだったんですが、こちら(新橋演舞場)も初めてで、新人のような気持ちで頑張っています。えりさんからそんな図太い新人はいないと言われていますが(笑)。やるたびに楽しくなってきて、老後は楽しいのかなとこのお芝居に勇気づけられている毎日です」と笑顔で語りました。舞台に出演することについては、「テレビや映画とはもちろん違いますし、すごく課題がいっぱいある。自分のここがダメだったとか、こんなところが楽しかったとか、とても新鮮な気持ちで臨んでいますし、舞台はいいなと思います」と思いを明かしました。

 

渡辺さん、宇梶さん、羽場さんは初演に引き続き、本作に出演していますが、前回に比べてパワーアップしたところを聞かれると、渡辺さんは「2幕の初めに、紅白歌合戦のようなシーンがあるのですが、今回は生歌で、ばっちり室井さんの歌声を聴いていただけます。演歌の素晴らしさを感じられると思います。すごくうまいんですよ。隣で聞いていて笑っちゃうくらいすばらしい」と室井さんの歌を絶賛。さらに「役の捉え方と演技の仕方が、(初演で同役を演じていた)高畑(淳子)さんと室井さんは全く違うんです。役者さんが違うとこんなに違って見えるのかという面白さがあります。初演から出ている人たちは、凝縮した演技ができるようになっていますし、全体の構造を把握しているから、濃密な舞台になっていると思います」とアピールしました。

また、羽場さんも「室井さんはどちらかというと変化球のあるコメディセンスがある。(劇中には)人を騙そうとするシーンがありますが、その邪な心が入り込んでくる瞬間を、丁寧に考えて演じられているので、厚みがすごい」と同意します。

 

宇梶さんは、「室井さんと高畑さんの共通点は、素晴らしい俳優ということととてもチャーミングな女性ということですが、全くタイプが違う。室井さんはとても可愛らしくいてくださるので、初めて演じるような気持ちで毎日、舞台を踏ませていただいています」とコメント。続けて、「初演を観にきてくださったお客さまの94パーセントが再演を観に来てくださったようです。初演を観て、すごく元気になった、何度も泣いてそれ以上に笑ったとおっしゃってくださって、この物語にとても力があることを感じています」と話しました。

タイトルにちなんで、「老後の資金」について聞かれると、渡辺さんは「考えないようにしようと思っていて。老後って何歳からですか?」と逆質問。さらに、「子供も家族もいないから、自分が何歳か分からなくなっているんです。(故郷の)山形に帰って、同級生だと思って“久しぶり”と手を振ったら、その娘さんだったことがあるんです」とエピソードを明かして、会場を笑わせました。

出演者の皆さんの言葉通り、室井さんが入って新しく生まれ変わった本作。室井さんは、サツキ役を前向きで、明るく、キュートに演じていました。

原さんや松本さんが華麗なダンスを披露し、渡辺さんや室井さんが歌って踊る場面も多く、魅力に溢れた舞台に仕上がっていました!!

 

【公演概要】
■タイトル
喜劇『老後の資金がありません』
■日程・会場
2023年2月1日(水)〜2月19日(日) 新橋演舞場
■原作 垣谷美雨
■脚色・演出 マギー
■出演
渡辺えり 羽場裕一 長谷川稀世 多岐川華子 原嘉孝 松本幸大(ジャニーズJr.) 明星真由美 一色采子 宇梶剛士 室井滋

(2023,02,01)

photo&text:Maki Shimada

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