望月歩さん初主演舞台!! 舞台『鍵泥棒のメソッド→リブート』ゲネプロ取材会開催“最後まで走り抜けていきたい”

舞台『鍵泥棒のメソッド→リブート』ゲネプロ取材会が2024年1月10日(水)に本多劇場で行われ、上演台本・演出のマギーさん、望月歩さん、少路勇介さん、秋元真夏さん、鈴木杏樹さんが登壇しました!!

本作は、内田けんじさんが監督・脚本を務め、2012年に公開された映画「鍵泥棒のメソッド」を原作とした舞台作品です。映画は、第85回キネマ旬報ベスト・テンで日本映画脚本賞や芸術選奨文部科学大臣賞、第36回日本アカデミー賞・最優秀脚本賞を受賞し、韓国や中国でもリメイクされるなど、根強い人気を誇っています。

今回の舞台化では、ジョビジョバのメンバーとして活躍し、数多くのTVドラマ、映画、舞台に出演するのみならず、脚本家としても話題作を手がけるマギーさんが、舞台版として大胆に脚本をアップデートし、コメディ要素をふんだんに入れ込んだ舞台を作り上げます。

今作が舞台出演2回目にして、初主演となる望月さんは、「めちゃくちゃ緊張していますが、最後まで病気もケガもなく走り抜けていきたいと思います」と挨拶。「この取材をしていただいている今が一番緊張していて、自分なりに話そうと思っていたことが全部飛んで真っ白です」と話すなど、初々しさも覗かせました。

さらに望月さんは、稽古は「マギーさんの演出や先輩方の助言でちょっとずつ前に進めていた感じなので、順調だったといえる感じではなかった」と話しますが、「色々な方からお言葉やアドバイスをいただいて、少しずつ楽しいものが出来上がってきたのかなと思います」と手応えも感じている様子でした。

殺し屋のコンドウを演じる少路さんは、「1ヶ月間、チーム一丸となってやってきましたので、楽しい舞台になると思います」と胸を張り、「舞台だから伝わる熱量があると思います。舞台を初めて観られる方にも観やすい、入りやすい舞台だと思うので、ぜひお越しいただければ嬉しいです」とアピールしました。

香苗役の秋元さんは「今、緊張よりはワクワクして楽しみな気持ちの方がたくさんあるので、笑いに包まれた舞台を全身で感じながら楽しみたいと思います」とにっこり。

乃木坂46として活動していた当時から、ライブのステージに立ち続けてきた秋元さんですが、「ライブは慣れているんですが、お芝居の現場はまたすごく緊張します。ただ、私的には楽しみなシーンがたくさんあるので、そのシーンが早く来ないかなと楽しみに緊張をほぐしています」と想いを明かしました。

そして、秋元さんは「舞台をあまり観たことがない人も、“舞台、めちゃめちゃいい”と思うきっかけになると思うので、気軽に遊びに来ていただけたら嬉しいです」と改めて呼びかけました。

スナックのママ・綾子を演じる鈴木さんは、「いつも舞台が本番を迎えるとなると緊張して檻の中のトラや熊のようになってしまいますが、まなったん（秋元さん）の話にもあったように、ワクワク楽しみなところもあるので、緊張しているけど楽しみ、早くやりたいという複雑な状態になっています」と初日を前にした心境を話しました。

マギーさんは「“一つの劇団として頑張っていこう”というテーマのもと、一丸となってやってきたので劇団感のようなものがあります。僕だけが思っていることかもしれませんが（笑）。みんなで楽しいものを一生懸命作ってきたので、お客さんの笑い声が入って、一つの喜劇として完成させたいという思いです」と初日に向けて意気込みます。

また、本作の見どころについて聞かれると、「僕の演出する作品は、何より舞台上の役者がキラキラしていて、“あの役の人よかったね、誰々さん可愛かったね、かっこよかったね”と言って帰ってもらえるように作っています。8人それぞれが輝いている舞台となっていると思います」とアピールしました。